1.89億件のCookie流出
2026-08-13 10:33:58

NordVPNが暴露した1年で日本で1.89億件のCookie流出実態

日本でのCookie流出の現状



サイバーセキュリティ企業のNordVPNが行った調査によると、日本国内で1.89億件のCookieが流出したことが判明しました。このデータは、2025年6月から2026年6月の1年間のもので、世界全体では524億件に達するという驚くべき数字です。具体的には、1秒あたり約1,600件のCookieが不正に盗まれている計算になります。

Cookieの重要性と流出の影響



Cookieは、Webサイトの設定やユーザーのログイン状況を維持するために不可欠なデータですが、これが流出すると、攻撃者はユーザーのアカウントに不正にアクセスできる可能性があります。NordVPNの調査によれば、特にログイン済みの状態に関連するCookieが盗まれることが多く、パスワードを使わずにアカウントにアクセスされるリスクが高まっています。この現象は「セッションハイジャック」とも呼ばれ、ユーザーにとって深刻な脅威をもたらします。

世界的なデータ流出の背景



NordVPNの報告書によると、世界で確認されたCookie流出の件数は524億件で、これは同じ期間に確認されたパスワードや決済情報、オートフィル情報などの他のデータに比べて約4.6倍も多いのです。特に、インド、ブラジル、インドネシアなどの国々で多くのCookieの盗難が報告されています。日本は43位で、約1億8,897万件のCookieが流出していることが確認されました。これは全体の中でもかなりの数字です。

利用されているプラットフォームは多様



流出したCookieの中には、GoogleやYouTubeなどの日常的に利用されるサービスのものが多く含まれています。上位100のドメインを見てみると、分析時点でも約51.2%が有効であったことが分かります。たとえば、Googleに関連するCookieは約5億4,052万件、YouTubeは約3億2,157万件流出しているとされています。これらのサービスは多くの人にとって日常的に使われるため、特に危険度が高いと言えます。

セキュリティ対策の見直しが必要



NordVPNは、Cookieの流出がセキュリティの新たな課題であると警鐘を鳴らしています。パスワードを変更するだけでは不十分で、全てのデバイスからログアウトすることが推奨されています。また、セキュリティソフトを導入している場合でも感染は防げないことが多く、複数の対策を講じる必要があります。

生活者が見直すべき対策



1. 使っていないサービスからログアウトする:長期間利用していないサービスにログインしたままだと、流出したCookieが悪用される可能性があります。
2. 不審な動きがあったら全デバイスからログアウト:無断でログインされた場合には、すぐに全端末からログアウトし、パスワードも変更してください。
3. ソフトウェアやブラウザを常に最新の状態に:古いブラウザはサイバー攻撃の入り口となることが多いです。
4. 不審なリンクや非公式ダウンロードを避ける:怪しいサイトやアプリは避け、公式なものを利用しましょう。
5. 流出検知ツールを活用:メールアドレスなどの流出を確認できるセキュリティプログラムを使うことが推奨されます。

NordVPNからの警告



NordVPNのCTOであるマリユス・ブリエディス氏は、「サイバー犯罪者はもはやパスワードだけを狙っているわけではなく、ログイン済みのCookieが悪用されるリスクが高まっています」と語りました。流出したCookieの確認や、早急な対策が求められています。

私たちユーザー一人一人が、きちんとしたセキュリティ意識を持つことが、今後のサイバー攻撃から身を守るためには何よりも重要です。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
Nordvpn S.A.
住所
Fred. Roeskestraat 115 1076 EE Amsterdam, The Netherlands
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。