2025年に奈良で開催！日本伝統工芸の魅力を探る企画展

2025年、日本伝統工芸の息吹を感じる企画展

2025年の5月、奈良市のなら工藝館にて特別な企画展が開催されます。この展覧会は「日本伝統工芸近畿展 in NARA 2025」として位置づけられ、長い歴史の中で培われてきた奈良の工芸作品が集まります。展覧会は、2025年5月15日から5月25日までの期間中に開催され、入館は無料です。

伝統工芸の魅力

本展は、「第54回日本伝統工芸近畿展」の出品作品を中心に、受賞者や奈良市および近隣在住の入選者の作品を展示予定です。応募総数243点のうち、第一次および第二次の厳正な審査を経て、207点が入選しました。その中から選ばれた13点の受賞作品も展示されるため、作品数は非常に多様で、観覧者はそれぞれの工芸の技術や表現に触れることができます。

工芸作品は職人の技術や長年の経験によって生み出されるため、一つ一つに迫力や存在感があります。観覧者は、作品を通じて作り手の思いを感じることができるでしょう。工芸が持つ「美」を多角的に確かめる絶好の機会です。

イベント情報

また、関連イベントも盛りだくさんです。特に、漆芸家の山本哲氏によるギャラリートークが予定されています。このトークは5月17日（土）に行われ、テーマは「作品について」です。会場はなら工藝館の1階常設展示室で、時間は14時から15時までとなっているため、ぜひ足を運んでみてください。

さらに、陶芸家の菅原尚己氏による制作実演も予定されており、こちらは5月24日（土）の12時30分から16時30分まで行われます。実演を通じて、陶芸の技術を間近で見る貴重な体験ができるでしょう。