名作絵本集初展示
2022-02-01 11:00:38
戸田幸四郎の名作絵本集が銀座で初展示!美しき油絵の真髄を探る
名作絵本集の魅力に迫る展示開催
2021年2月1日から6日まで、東京都中央区銀座にある森岡書店にて、戸田幸四郎の知られざる作品『戸田幸四郎名作絵本集』の初の展示が行われます。知育絵本の草分けとして名高い彼の作品が、多くの人々に新たな感動をもたらす機会です。
知育絵本の先駆者、戸田幸四郎
戸田幸四郎(1931-2011)は、山形県生まれで、都市計画や店舗デザイン、さらにはグラフィックデザインまで幅広いジャンルで活躍しました。51歳の時に絵本作家としての道を歩み始め、代表作『あいうえおえほん』を発表し、その後42作品を生み出しました。いずれもロングセラーとなり、日本の知育絵本の先駆者として、多くの人々に愛されています。彼は1997年に静岡県熱海市に戸田幸四郎絵本美術館を開館し、原画の魅力を広める活動をしています。
初の展示となる『戸田幸四郎名作絵本集』
今回の展示では、戸田幸四郎が日本の文豪たちの作品を描いた『戸田幸四郎名作絵本集』を紹介します。このシリーズは、宮沢賢治や太宰治などの名作を、戸田の迫力ある油絵で表現した全5冊から構成されており、彼の知られざる表現力が堪能できます。展示会は、2021年2月1日から6日まで実施され、懐かしの名作が新たな視点で鑑賞できる貴重な機会となっています。
展示内容と展示会の魅力
会期中に展示されるのは、『戸田幸四郎名作絵本集』に収められた原画をはじめ、代表作の「『あいうえおえほん』」や、特に岐阜の木工職人とコラボレーションして作った『あいうえおつみき』なども展示・販売されます。また、普段は戸田幸四郎絵本美術館でしか手に入らないアートフレームも販売されるので、ファンにとっては見逃せない機会です。
さらに、2月1日には森岡書店の店主・森岡督行氏と戸田デザイン研究室の代表・戸田靖氏によるインスタライブを行う予定で、こちらも楽しみなイベントの一つです。アートに興味がある方や戸田幸四郎に親しんでいる方には、ぜひ足を運んでいただきたい展示です。
戸田幸四郎名作絵本集の真髄とは
『戸田幸四郎名作絵本集』には、単に美しい絵が描かれているだけでなく、深い人間の心を描く力が秘められています。思いやりや正義、深い母の愛、そして人間の陰の部分までもが描かれており、読む者に強いメッセージを発信しています。絵本という枠を超えて、人間の生き方や存在意味を問いかける力があり、子どもたちだけでなく大人にも強く響くことでしょう。
まとめ
戸田幸四郎の『名作絵本集』は人間の心を深く掘り下げ、見る者を引き込む魅力があります。この展示を通じて、戸田氏が伝えたかった渾身のメッセージを感じてみてはいかがでしょうか。人々の心に寄り添う作品として、時代を超えて愛され続ける戸田幸四郎の世界をじっくり味わう貴重な機会です。展示の詳細情報は、公式サイトやSNSを通じて随時発信されますので、こちらもチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
-
有限会社戸田デザイン研究室
- 住所
- 東京都文京区小石川2-17-6
- 電話番号
-
03-3812-0955