フィードバックから行動改善への架け橋
株式会社シーベースは、フィードバックと対話を通して組織や社会をアップデートすることを使命に掲げるHRサーベイクラウドサービスを提供しています。この度、360度フィードバックの導入状況を把握するために行った調査結果を公開し、フィードバックがどのように管理職の行動改善に寄与するかを深掘りしました。
調査の概要
調査は、全国の企業の社員や経営者を対象に実施し、1,000名以上が回答しました。主な内容としては、部下からのフィードバックに対する管理職の捉え方や、実際にどの程度行動変容が見られるかという点について分析されています。
重要な結果
調査結果によると、管理職の52%が部下からのフィードバックを参考にしていると回答していますが、実際に行動や思考の改善につながっていると感じているのは48%にとどまりました。このことから、フィードバックは一定の価値を持っているものの、そのまま行動改善に結び付かない層が多いと言えます。特に、マネジメント経験が長い層ほどフィードバックの影響を受けにくい傾向が見られました。
また、360度フィードバックによって多くの管理職が「自分の改善点に気づけた」と回答しているものの、実際には「改善点にフォーカスしたフォロー」が行われている割合はわずか13%という結果でした。このことは、フィードバックの受け手がそれをどう生かすかという問題を浮き彫りにしています。
フォローアップの重要性
フィードバックを受けた後のフォローアップの質が行動改善には不可欠です。今回の調査で、管理職の5人に1人が「改善点にフォーカスしたフィードバックをしてほしい」と要望しているにもかかわらず、それに対する実際の施策が不足しています。フィードバックを受けた情報をどのように活用するかは、個人に任せるだけでなく、組織全体でサポートする体制を整えることが重要と言えます。
組織文化の構築
シーベースは、360度フィードバックを単なる評価制度ではなく、対話を通じて行動変容を促し、より良い組織文化を築くための重要な手段と捉えています。そのため、人的資本投資の効果を最大化するための支援を行い、フィードバック文化の確立を目指しています。
結論
今回の調査は、部下からのフィードバックが管理職にとっての「気づきの場」である一方、それが必ずしも行動改善に結びつくわけではない現実を伝えています。今後、フィードバックから生まれる気づきを実際の行動に結びつけるためには、効果的なフォローアップを徹底する必要があります。シーベースは、これからも人と組織の成長を促進するサービスを展開していく所存です。