新たな働き方を提案するジザイエの建設業界への挑戦

株式会社ジザイエは、東京大学稲見研究室から生まれたスタートアップ企業で、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。このたび、同社は建設業界の持続可能な発展を目指す「建設RXコンソーシアム」に協力会員として加わることが決定しました。これにより、ジザイエは業界の革新に向けた一歩を踏み出しました。

建設RXコンソーシアムとは

建設RXコンソーシアムは、建設業界に特有の課題に対処するために設立された団体です。生産性の向上、省人化を目指し、ロボット技術やIoT関連アプリケーションの開発を共同で進めています。これにより、業界全体の協力を通じて持続可能で魅力的な建設業界の実現を目指しているのです。公式サイトはこちらです。

入会の背景と目的

日本の建設業界は、労働力不足、安全確保、高齢化といった多くの課題に直面しています。ジザイエは、これまでに映像圧縮技術やAI解析を融合したソリューションを提供し、現場における遠隔業務を支援してきました。今回のコンソーシアムへの参加を通じて、以下のような具体的な成果を目指しています。

- 業界を横断した連携による技術の高度化と新たな価値の創出
- 現場への迅速な技術導入を促進するための実証実験の機会の拡充
- 現場の課題を可視化し、効果的なソリューションを開発するための情報共有

今後の展望

ジザイエは、「すべての人が時空を超えて働ける世界を実現する」というビジョンを持っています。このビジョンのもと、建設業界に新しい労働のスタイルを提案し続けます。建設RXコンソーシアムの一員として、デジタル技術を駆使し、遠隔就労や省人化、安全性の向上を実現するための取り組みを進めていく予定です。

ジザイエについて

（株）ジザイエは、2022年に設立され、現在、東京都千代田区に本社を構えています。CEOの中川純希氏のリーダーシップのもと、同社は独自の映像圧縮伝送技術を駆使し、不安定な通信環境下でも高品質かつ低遅延の映像伝送を実現。他にも、製造業やインフラ、災害復旧分野でも遠隔操作や点検のニーズに応え、現場のデジタルトランスフォーメーションを加速しています。