『出荷ぶた』の劇的な成功
8年間の運用を経て、ゲームアプリ『出荷ぶた』が再び脚光を浴びています。2026年の春、モバイルアプリ広告プラットフォームを手掛けるadjoe GmbHが開催した業界イベントで、このゲームの劇的な回復と成長事例が発表されました。
10年間の道のり
2015年にリリースされた『出荷ぶた』は、長い間愛されてきたカジュアルゲームとして成長してきました。しかし、成熟期に入り、プレイヤーの固定化や新規ユーザー獲得のコスト上昇といった課題に直面していました。運営を担う株式会社EAGLEの八須社長は、エンターテインメントが溢れる現代において、単に「無料」であることはもはや十分ではないという現実を突きつけています。
新たなアプローチ:「ポイ活」導入の背後にある理念
このような状況を打破するために、EAGLEは「Playtime」という新機能を導入しました。これは、ユーザーがゲームをプレイし、報酬を得られる仕組みです。ユーザーがゲームに参加することで、実際に報酬が得られる仕組みは、新しいプレイ動機の創出につながります。これにより、成長が頭打ちになっていたユーザー獲得が再び推進されると同時に、収益の最大化も実現されています。
驚異のV字回復
『出荷ぶた』の施策導入後、売上は急上昇。この1年間で月商が10倍も増加しました。具体的には、2025年6月の1,100万円から2026年1月には1.1億円まで跳ね上がりました。また、GooglePlay Storeでは無料ゲームランキングの7位に入ることにも成功しました。これにより、長期的なユーザー価値も向上しています。
プレーヤーエンゲージメントと収益の向上
「Playtime」を使うことで、ユーザー1人あたりの収益性(LTV)が1.5倍に改善されました。また、この機能を軸にすることで、獲得数は9.5倍にも達し、CPIを抑えつつも多くのインストールを実現しています。その中でも特筆すべきは、マーケティング戦略による新規ユーザー獲得の成功です。獲得数は少ないものの、確実に定着率を保つことができました。
成功の要因
滋賀にあたるのは、ゲーム内のミッションとの結びつきや、報酬の即時性です。『出荷ぶた』は報酬設計により、ゲーム体験を楽しみながら報酬も得られる仕組みを作成し、LTVの改善につながる好循環を生んでいます。また、広告で訴求する内容も、ゲームで楽しみながらポイ活もできるという視点が新たな興味を引く要因となっています。
今後の展望
adjoe GmbHは、今回の成功事例を他の成熟期アプリパブリッシャーにまで展開し、ポイ活を活用した成長支援を強化していきます。また、株式会社EAGLEの新会社である株式会社ポイリンクとの連携を通じて、アプリ市場の活性化に貢献することも目指しています。これからも『出荷ぶた』は、一層の成長を遂げることでしょう。
Playtimeについて
Playtimeは、アプリゲームプレイの時間や達成したミッションに応じて報酬を付与するマネタイズソリューションです。これにより、ユーザーのリテンションが向上し、ゲーム体験をより充実させることが可能になります。