マカイラ、国際アワードで健全なロビイング推進の取り組みが評価!
東京都千代田区に拠点を置くコミュニケーションカンパニー、マカイラ株式会社が、国際広報ネットワークIPRN(International Public Relations Network)が主催する「IPRN AWARDS 2024」において、Event and/or Activation部門を受賞しました。9月24日、インドで開催されたIPRNの年次総会で発表されたこの栄誉は、同社のThe Good Lobby Projectに対するものです。
The Good Lobby Project:透明性のあるロビイング活動の啓蒙
受賞対象となったThe Good Lobby Projectは、国際NGOであるThe Good Lobbyと連携した、日本における健全なロビイング活動の啓蒙活動です。マカイラは、社会変革を実現するためのパブリックアフェアーズに強みを持つ企業として、様々な主体(個人、団体、企業)の声を政府などに届ける活動を支援してきました。
近年、特に欧米では、大手IT企業などによるロビイングの影響力が大きすぎるという懸念が提起されており、適切な政策形成と民主主義の健全な発展のために、ロビイング活動のあるべき姿についての議論が活発化しています。単純な規制だけでは、かえって透明性が低下したり、国民の政治参加の機会を奪う可能性もあるため、より建設的な議論が求められています。
マカイラは、こうした状況を踏まえ、日本でも適切なロビイング活動と政策形成を促す環境整備に取り組むことを企業の社会的責任と位置づけています。The Good Lobby Projectでは、ESG評価機関のような市場からのモニタリングや投資家による選別をてこに、企業のロビイング活動を透明化・適切化させる仕組みを紹介し、議論の場を提供することで、適切なパブリックアフェアーズに対する理解促進と、ロビー活動におけるガバナンスの重要性を啓蒙しました。
IPRN AWARDS 2024:世界中のPR企業から優れた取り組みを表彰
IPRN AWARDS 2024は、IPRN加盟企業の中から、メディアリレーションズ、デジタルマーケティング、レピュテーションマネジメントなど7つのカテゴリーにおいて優れた業績を上げた取り組みを表彰するアワードです。受賞者は、IPRN総会内でのプレゼンテーションと参加者によるオンライン投票で決定されます。マカイラのThe Good Lobby Projectは、創造性、独創性、複雑さといった観点から高い評価を受け、Event and/or Activation部門での受賞に至りました。「大きな社会変革の実現に向け、市民・企業・政策関係者の態度変容を促す取り組み」という点が特に評価されたとされています。
マカイラの取り組み:社会変革への貢献
マカイラは「ADOVOCACY for CHANGEMAKERS」をミッションに掲げ、テクノロジー、カルチャー、ソーシャルの3領域におけるイノベーションの社会実装を目指す変革者たちを支援しています。政策リサーチ、政策提言、ロビイング、メディアリレーションなど、幅広いパブリックアフェアーズ活動を展開し、社会変革に貢献しています。今回の受賞は、その取り組みが国際的に高く評価された証と言えるでしょう。マカイラの今後の活動にも期待が高まります。