企業の離職率改善に向けた新しい試み！ボードゲームでチームビルディング体験を

離職率改善を目指す新しいアプローチ

人材不足が深刻化する中で、企業の離職率が上昇しており、労働市場に大きな影響を与えています。厚生労働省のデータによれば、2020年度における新規採用者710万人に対して、離職者が727万人と、ついに離職率が入職率を上回る結果となりました。特に新卒者の約3割が入社後3年内に職場を離れる状況が続いており、多くの企業がその対応に苦慮しています。

このような背景を受けて、私たちmarca fellowは、離職率を低下させるための取り組みとして、チームビルディング体験を提供するボードゲームを開発しました。このボードゲームは、従業員が企業理念やお互いの影響を理解することで、チームの働き方を具体的に改善する手助けをするものです。

ボードゲームの効果とは？

チームワークを促進するために重要なのは、メンバー同士の理解と企業理念への共感です。このボードゲームを通じて、参加者はお互いの役割や価値観を発見し、効果的なコミュニケーションの方法を学ぶことができます。すでにラーメン店など、計5社がこのボードゲームを社内で導入したいという意向を示しています。

この開発に踏み切った背景には、私たちの代表である葛谷が自身の離職率の高い企業での勤務経験があります。そこでの多くの入れ替わりは、採用コストの上昇や、社員の健康問題を引き起こす原因となりました。こうした問題に真正面から取り組むことで、企業はもちろん、社員自身にも良好な労働環境を提供できると信じています。