『ドライブスルー八百屋』
2020-04-22 11:41:08
新たな時代の買い物 『ドライブスルー八百屋』が全国展開へ
新たな時代の買い物:ドライブスルー八百屋の全国展開
新型コロナウイルスが世界的に影響を及ぼしている中、接触を最小限に抑えた新しい買い物スタイルが注目を集めています。その中でも特に話題になっているのが、東京都大田区発の「ドライブスルー八百屋」です。この取り組みは、外食産業の厳しい現状を背景に、青果物を手軽に購入できる方法として、わずか2週間足らずで完売続きの大盛況を迎えています。
目的と背景
「ドライブスルー八百屋」は、新型コロナウイルスの影響で家から出づらいという方々を考慮し、車に乗ったまま新鮮な野菜を購入できるサービスです。多くのメディアに取り上げられたその取り組みは、敢えて接触を避ける形で快適なショッピングを提供し、特に地方からも「〇〇県にも欲しい」との要望が殺到。これを受けて、フードサプライは全国展開の決断を下しました。
全国展開の流れ
新たなサービスは、北海道や静岡、大阪、国立などで2023年4月25日からスタートする予定です。その後も、神奈川、埼玉、名古屋とエリアを増やし続ける計画です。ドライブスルー方式での提供では、車から降りることなくスタッフがトランクに商品を積み込むため、待ち時間もなく、安心安全に利用することができます。
商品の内容
販売されるのは、全国各地から集めた「もったいない野菜セット」です。このセットには、国産米や玉子に加え、様々な種類の新鮮な野菜が含まれています。価格は5000円(税込)。特に、この時期に余剰となっている野菜をお得に購入でき、環境への配慮にも繋がる点が魅力です。
また、購入時には現金のみの対応となっており、売切れ次第終了のため、事前の予約が推奨されています。野菜の種類は多岐にわたり、青森県産のリンゴやフィリピン産のバナナなども含まれており、その日の入荷状況によっても内容が変わるため、毎回新しい発見があります。
地域との連携
地元の青果業者や契約生産者との連携を強化することも重要なポイントです。新型コロナウイルスの影響で農家も厳しい状況に置かれており、余剰の野菜が廃棄されてしまう恐れがあります。この事態を防ぎ、地域経済を活性化するために、フードサプライは新しい販売手法を導入し、持続可能な食文化の実現を目指しています。
各地での展開においては、静岡県では異業種であるジーンズショップオサダの協力を得て、更なる拡大を図っています。
まとめ
「ドライブスルー八百屋」は、コロナ禍の中で新たな買い物スタイルとして栄えており、新鮮な野菜を手軽に、かつ安全に手に入れる絶好のチャンスです。これからの全国展開に合わせて、より多くの地域でこのサービスが利用できるようになることが期待されます。新しいスタイルで、新鮮な野菜を手に入れ、地域の生産者を応援しましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社フードサプライ
- 住所
- 東京都大田区東海1-3-6プロロジスパーク東京大田6F
- 電話番号
-
03-3790-8083