シンフォニード社、15年の節目に新本社を発表
人材業界のリーディングカンパニー、株式会社シンフォニードは、2024年10月に新たに東京都港区台場のトレードピアお台場へ本社を移転することを発表しました。この移転は、シンフォニードが設立から15年を迎える節目の年に行われ、当社の新たな挑戦の始まりを象徴しています。
新たな拠点、トレードピアお台場
お台場に位置するトレードピアは、近年、高度なビジネス環境が整備されていることで知られ、大企業の本社や物流拠点が集まっています。このエリアは、森記念財団の調査によると、東京23区における「経済・ビジネス」や「研究・開発」の分野で最も高い評価を受けています。シンフォニード社は、この新たな拠点でさらなる成長を目指し、多様な企業と共に切磋琢磨していく覚悟を持っています。
人材業界の変化とシンフォニードの挑戦
過去15年間、シンフォニード社は3万人以上の転職支援実績を持ち、AI技術の進展やリモートワークの普及など、変化する社会環境に即応してきました。これまでの事業を進化させつつ、SES事業やRPO(採用代行)サービスに手を広げ、企業の人材確保を支えるソリューションを提供しています。
同社の松田智久代表取締役社長は、これまでの業界の流れを振り返り、人材のニーズが常に変わり続けることを指摘します。「企業が求める人材は、時代を超えて変わらず、成長し続ける人材を求めています。しかし、求職者側の環境や条件は多様化しています。」と述べ、今後の方向性を示しました。
正社員の年収推移と業界の動向
2023年のデータによると、正社員の初年度年収は平均456.66万円であり、これは2019年の平均よりも19万円の増加を示しています。特にIT業界では、518.4万円となり、スキルの高い経験者への需要が顕著です。シンフォニード社はこのような業界の動向を踏まえ、変化に対応した採用戦略を提案していきます。
また、コロナ後のテレワークは依然として求職者のニーズを高めており、働き方の考え方にも大きな変化が見られます。調査では、テレワーク人口は38.1%と高い水準を維持し、 多くの人がハイブリッドワークを希望しています。
未来に向けた採用のアプローチ
少子高齢化の影響で労働者人口は減少しており、企業は採用に苦慮しています。シンフォニード社は、人材紹介だけでなく、SES事業やRPOサービスを通じて、企業のニーズと求職者の希望をすり合わせる機能を強化し、適切なマッチングを実現していく方針です。
「私たちは、求職者の価値観や想いを理解し、企業側のニーズと調和させることで、双方が満足できる人材のマッチングを実現することが重要だと考えます。」と松田社長は力強く語ります。
シンフォニードの使命と今後
シンフォニード社は、「一人ひとりの生活を豊かにする」という使命を持ち、今後も100年企業を目指して事業を推進していくと表明しています。社員自身の幸せとともに、企業の成長、さらには日本経済の活性化に貢献することを目指し、革新的なソリューションの提供に力を入れます。
会社概要
- - 社名:株式会社シンフォニード
- - 本社所在地:東京都港区台場2丁目3−1 トレードピアお台場 7F
- - 代表取締役:松田智久
- - 設立:2009年11月
- - 事業内容:システムエンジニアリング事業・中途採用支援事業・新卒採用支援事業
- - HP:シンフォニード公式サイト