高校生向け金融リテラシー講座の紹介
住信SBIネット銀行は、株式会社ARROWSと協働し、全国の高等学校に向けた金融経済教育プログラム「SENSEI よのなか学」を新たに開始しました。このプログラムは「今こそ知りたい!金融リテラシー講座」として親しまれ、多くの高校生に新しい知識を提供することを目指しています。
教材の概要と利用方法
この金融リテラシー講座は、授業に必要なすべての教材が無料で提供されるため、教員にとって非常に使いやすいのが特徴です。教材には、授業用スライド、映像教材、ワーク用シート、進行用の台本と授業概要資料が含まれており、各授業は50分間で完結する形で設定されています。また、実施期限は2026年3月末までとなっています。これにより、教員は教材の導入に際しての負担を軽減しつつ、質の高い授業を学生に提供できます。
授業の目的と効果
この講座は、学生に自分のお金を守り、育むことの重要性を理解させることを目的としています。金融商品や資産運用に関する話を昔話に例えたり、シミュレーションゲームでの体験を通じて、難しい内容を扱いやすくしています。学生たちは、資産形成がどのように金融や経済と結びついているかを実感しながら学び、自らがどのように情報を得てお金を管理するべきかを考えるきっかけを提供されます。このようにして、金融教育は単なる知識に留まらず、実際の生活に役立つスキルとして学生の心に刻まれます。
「SENSEI よのなか学」とは
このプログラムは、日本や世界でリーダーシップを持つ企業とARROWSが連携し、最新の知見やデータを活かした教育素材を提供するサービスです。このプロジェクトの目的は、学生が社会と接点を持つことで、将来的に自立した社会人へと成長できるようサポートすることです。教育現場と企業の協働により、多彩な学びの機会を作り出します。
持続可能な未来へ向けての取り組み
住信SBIネット銀行は、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた取り組みの一環として、この金融経済教育を位置付けています。多様なライフステージで求められる金融リテラシーの必要性を認識し、次世代を担う学生たちの育成に貢献していく方針です。これからも新たなプログラムや教材の提供を通じて、教育環境を整えていく所存です。本年も2019年から数えて7年連続でこのプログラムを実施し、多くの学生に利用されていることから、その必要性と重要性が改めて感じられます。全体で54,728人の高等学校の生徒がこの講座を受講することで、金融リテラシーの重要性を広める手助けをしています。
住信SBIネット銀行が展開する「今こそ知りたい!金融リテラシー講座」は、ただ学ぶだけでなく、これからの社会で必要不可欠なスキルを身につけるための大きな一歩となるでしょう。