GRL公式アプリの新たなステージ
レディースファッション通販の大手「GRL(グレイル)」が、アプリ開発に新たな手法を導入しました。本格的な改修に向けて株式会社DearOneとタッグを組み、SES(システムエンジニアリングサービス)契約を締結したのです。この取り組みにより、アプリのスピード感や柔軟性が飛躍的に向上。顧客からのフィードバックに基づいた迅速な対応が可能となりました。
SES導入の背景
これまでもGRLは、公式アプリを使いやすくするために様々な改善活動を行ってきましたが、個別発注という方法では改修作業のたびにコストや手間がかかり、スピード感を持つ施策実施が困難でした。また、複雑な予算と経理処理が肝心な業務を妨げていました。これを解決するために、2025年3月からは専任のプロジェクトマネージャー(PM)やエンジニアチームを配置して、規定工数でのサポートを行うSES契約に切り替えました。
SES契約のメリット
SES契約による具体的な効果は以下の通りです:
- - 迅速な改善:細かな改修や仕様変更に素早く対応できるようになり、機動的なアプリ改善が実現しました。
- - コスト管理の容易さ:毎月の稼働時間が固定化され、コストを管理しやすくなり、予算計画や経理処理の負担が軽減されました。
- - 密接なコミュニケーション:専任のエンジニアやPMとの綿密なやりとりによって、要望や仕様変更を素早く共有し、その質とスピードが向上しています。
- - 長期的なメリット:担当者の工数観やコスト意識が高まり、全体的に業務の効率が改善されるという副次的な効果も期待できます。
DearOneの役割
株式会社DearOneは、NTTドコモの新規事業型の子会社で、マーケティング支援を通じて企業の成長をサポートしています。PRや戦略も積極的に展開し、確固たる市場地位を築き上げています。特に「ModuleApps2.0」は、企業が必要な機能だけを選ぶことで、短期間で自社の公式アプリを構築するための大きな力となることでしょう。
まとめ
GRLの公式アプリ改善は、SES導入によってスピード感と柔軟性が向上し、顧客のニーズに即応した体制へと転換されました。今後も請け負う業務が増える中、GRLとDearOneのさらなるコラボレーションに期待が高まります。アプリの利用者にとって、これまで以上に使いやすい体験が提供されることでしょう。さらに詳しい情報は、
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