Amazonが日本全国に新たな配送拠点を開設し利便性を強化

Amazon（本社：東京都目黒区）は、2023年7月1日に新たな運営施策を発表し、お客様の購買体験の向上を目指して、より迅速な配送を実現するための新たな配送拠点を開設することを明らかにしました。今回の取り組みでは、全国に6箇所のデリバリーステーション（DS）を新たに設置し、既存のフルフィルメントセンター（FC）の機能を活用しつつ、追加の16箇所で当日配送を実現する拠点も設けます。

新しい配送拠点の役割

デリバリーステーションは、全国のFCから商品を集約し、地域のお客様の玄関先まで届けるための重要な役割を果たしています。新設される6つの拠点の中には、初めての石川県拠点や環境に配慮した岡山県の拠点も含まれています。特に岡山の新拠点では、温室効果ガスの排出量を減らすために、太陽光発電システムやエコなインフラを導入しています。これは、Amazonが持続可能な運営を推進していることの証でもあります。

多様な配送オプションを提供

また、Amazonはお客様の利便性を強化するために、FCとDS両方の機能を兼ね備えた新しい配送専用の拠点を開設します。これにより、商品の入荷から出荷までのオペレーションを簡略化し、数万点の商品を当日配送できる見込みです。この「エクスプレスマート」は、日常生活に必要な食品や日用品を中心に数万点の商品を、最短6時間でお届けするサービスを展開しており、関東近郊のお客様にはより便利な選択肢が提供されることになります。

配送のエリア拡大

Amazonは、さらに翌日配送サービスの対象地域を2025年中に全国に拡大する計画も発表しています。これにより、午後11時59分までの注文が翌日に届くオプションが多くのお客様に利用可能となります。そのほかにも、一部地域においては午後1時までの注文で当日の夜に商品をお届けするサービスも強化される予定です。

お客様第一の姿勢

Amazonジャパン合同会社の代表である島谷恒平は、「お客様にお求めやすい価格で多様な商品を迅速にお届けすることで、生活をより豊かにすることを目指しています」とコメントしています。このような取り組みを通じて、Amazonはますますお客様の信頼を得るべく努力を続けています。

配送拠点の一覧は以下の通りです：

名称（仮称）	都道府県	開設予定時期
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岡山南デリバリーステーション	岡山県	2024年4月
千葉柏デリバリーステーション	千葉県	2024年4月
福岡北九州デリバリーステーション	福岡県	2024年5月
北海道北広島デリバリーステーション	北海道	2024年8月
東京江東2デリバリーステーション	東京都	2024年9月
石川野々市デリバリーステーション	石川県	2024年9月