青果卸売業の革新
2010-12-13 14:41:56

介護施設に特化した青果卸売業の展望と新たな挑戦

介護施設に特化した青果卸売業の展望と新たな挑戦



有限会社ガーニッシュ社が、今後の事業方針として老人介護施設を対象とした青果卸売業に特化することを取締役会で正式に決定しました。この決断は、介護施設で生活する高齢者に「食」の楽しみと喜びをもたらすことを目的としており、今後約2~3年間で実行に移される予定です。ガーニッシュ社は、これまで多様な飲食店や外食産業に青果を供給してきましたが、これからは老人介護施設と給食会社を主な取引先としていきます。

食事がもたらす生命の喜び



ガーニッシュ社の代表である川瀬博文氏は、「介護施設で暮らす高齢者にとって、食事は日々の大きな楽しみであり、生きる喜びそのものです。私たちはその喜びをより安全安心な食材を通じて提供することで、日々の生活がより豊かになるようお手伝いをしたい」と意気込みを語っています。食事はただの栄養摂取ではなく、生活の中で非常に重要な要素であると同時に、高齢者が楽しむための大切な瞬間でもあります。

こだわりの3つの品質



ガーニッシュ社は、介護施設利用者の食事体験を向上させるために、以下の「3つのこだわり」を新たに設定しました。

1. 価格へのこだわり
顧客のニーズに合わせて、最適な商品と価格で提供することを重視します。いつもお手頃価格で品質の高い食材を届けることが目標です。

2. 鮮度へのこだわり
商品の買付からピッキングまで、10℃以下の適切な温度管理を徹底します。冷蔵機能付きのコンテナ車を導入し、鮮度保持を最優先に考えています。

3. 納品時刻へのこだわり
顧客の要望に柔軟に対応し、早朝や深夜などの特別な納品スケジュールにも適応します。これにより、施設側の運営をサポートし、利用者に最適な食材を届けます。

介護施設との連携を強化



ガーニッシュ社では、介護施設の運営者や給食会社との連携も強化しています。これにより、高齢者が食事を楽しむための環境を整え、食事の喜びを最大限に引き出すことを目的としています。また、川瀬社長は社会保険労務士の資格を持ち、取引先の人事労務に関するコンサルティングも行い、正しい経営の実現をサポートしています。

川瀬博文社長のプロフィール



川瀬博文社長は1974年に埼玉県で生まれ、学業のかたわら、父が経営する会社では早くから経営に携わっていました。2006年にはガーニッシュ社を設立し、青果卸売業を開始。古物商の許可証を独学で取得するなど、常にスキルアップを追求し続けています。川瀬氏は高齢者福祉と経営支援を両立させる独自の視点で、多くの注目を集めるベンチャー経営者としても知られています。

今後、ガーニッシュ社は介護施設における食の提供を通じて、高齢者が人生の喜びを感じるための手助けを続けていく所存です。心豊かな食文化の実現に向けた同社の取り組みから目が離せません。

会社情報

会社名
有限会社ガーニッシュ
住所
埼玉県久喜市桜田1-3-2-404
電話番号
--

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