廃棄される伊予柑を有効活用した新ジュース「IMI」が登場

日本の農業は現在、さまざまな課題に直面しています。高齢化による担い手不足や耕作放棄地の増加、さらには食品廃棄物の問題など、問題は山積みです。そこで注目を集めているのが、農業のロスを削減するプロジェクト「IMI」です。

このプロジェクトの一環として、2023年1月26日（木）に発売されたのが「いよかん100％ストレートジュース」です。愛媛県産の伊予柑を100％使用したこのジュースは、伊予柑ならではの爽やかな香りとすっきりとした酸味が特徴とされており、まるでその場で絞った生絞りジュースのような新鮮な味わいを楽しむことができます。

このジュースは、720mlが1,280円、1000mlが1,680円で販売されており、オンラインショップやフードロス削減を目指す「fuubo」でも入手可能です。また、東京都内のカフェやコーヒーショップでも購入できるため、手軽に楽しむことができます。

プロジェクト「IMI」の意義

「IMI」は、日本の持続可能な農業創造を目指すプロジェクトであり、その名は「意味」を表しています。農業の現状を踏まえ、食品ロスを減らしたいという思いが込められています。農業の未来がより良いものになるよう様々な企業や大学と連携を深め、新たな製品の開発にも意欲的です。

「IMI」はただのジュース販売にとどまらず、日本の農業が抱える問題を解決し、地域社会や環境に対する配慮も含めた持続可能なビジネスモデルを築くことを目指しています。

若い世代の人々が参加できるようなプロジェクト展開や、農業の現場を支援する新たな取り組みも見込まれており、今後の展開が期待されるところです。