弥生の小川康秀氏、Fintech協会の理事に就任
弥生株式会社の執行役員でInnovation X BU長の小川康秀氏が、このたび一般社団法人Fintech協会の理事に就任したことが発表されました。弥生は、東京都千代田区に本社を構え、「中小企業を元気にすることで、日本の好循環をつくる」というミッションを掲げ、数多くの業務支援サービスを展開してきました。
会計とテクノロジーの融合
近年、弥生は金融技術(Fintech)サービスの開発に注力しており、小川氏はその中心的役割を果たしてきました。彼の豊富な経験と専門知識は、特に会計領域とテクノロジーの融合に寝役立てられています。小川氏は、これまでのキャリアの中で、中小企業向けの融資や大企業向けのファイナンスに関わり、ネットバンキングの立ち上げやプロジェクトファイナンスの営業など、多岐に渡る経験を積んできました。
Fintech協会の活動と小川氏の任務
一般社団法人Fintech協会は、「日本を起点として新たな金融サービスを社会に実装する」というミッションを持ち、金融業界の持続的かつ健全な発展を目指しています。小川氏はこれまでの経験を活かし、ファイナンスの規制緩和や新サービスの創出に積極的に関与することで、Fintech業界の発展に寄与するとしています。また、彼は理事としての知見を弥生に還元し、同社のFintechサービスをさらに高度化する意向を表明しました。
小川康秀氏のプロフィール
小川氏は、1997年に地方銀行に入行し、以来中小企業向け融資の経験を積んできました。その後、ネット銀行の設立や大手決済代行会社でのFintech事業の立ち上げなど、幅広い金融業界での活動を経て、2024年7月に弥生の執行役員に就任。2025年11月にはFintech協会の理事に選ばれるなど、キャリアの中で常に新たな挑戦を続けてきました。
弥生株式会社の事業展開
弥生は、1978年の創業以来、中小企業のバックオフィス業務を支援するソフトウェア「弥生シリーズ」を開発・販売しており、現在では350万以上のユーザーに利用されています。また、AIやテクノロジーを活用して顧客支援の強化に努めています。
今後の展望
小川氏は、Fintech協会での理事としての活動を通じて、金融サービスの発展に寄与しつつ、弥生においても業務の効率化を促進する方針を示しました。これにより、同社は中小企業や個人事業主のニーズに応えるための、より先進的なサービスの提供に寄与していくことでしょう。今後の活動から目が離せません。