JAF岡山の新しい取り組み
2025年6月5日、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)岡山支部の支部長、中川裕二がノートルダム清心女子大学との連携によって制作した交通安全プロジェクトの第2弾となるカタログの完成披露会が開催されました。今回のカタログは、「制服」×「ヘルメット」×「前髪」をテーマに、自転車事故が増加する時期に向けて若者たちに安全意識を高めてもらうことを目的としています。
完成披露会の内容
披露会では、制服とヘルメットのコーディネートを可愛く、かっこよくするためのポイントが動画やデモンストレーションを交えて紹介されました。また、特に気になる崩れた前髪を修正する方法についても実演され、参加者たちからは「これならヘルメットをかぶりたい!」という声が上がりました。
カタログには、学生たちが考案したデザインを基に作成されたヘルメットの試作品も展示されており、実際にコーディネートを楽しむことができる場となりました。
カタログの内容と意図
この新カタログでは、株式会社明石スクールユニフォームカンパニーや加賀産業株式会社の協力を得て、ヘルメットをより自然で楽しく着用するための情報が満載です。自転車乗車時のヘルメット着用が法的に努力義務化された2023年4月以降、街中で未着用の人が多い中、JAF岡山支部は「髪型が崩れるからヘルメットをかぶりたくない」という若者の気持ちに寄り添う形でこのプロジェクトを始めました。
第1弾として制作されたカタログは、中高生向けに「ヘルメットをかぶってもかわいく崩れにくい髪型」というテーマで大きな反響を呼びました。今回の第2弾はその流れを引き継ぎ、さらなる進化を遂げた形です。
参加者からの反響
披露会では、参加した学生や保護者から多くの意見や感想が寄せられました。「ヘルメットをかぶってもおしゃれに見える提案が嬉しい」との声や、「前髪を直す方法を知れて良かった」という意見が目立ちました。特に、15~17歳の自転車事故が増加する5月から7月に入る前に、こうした取り組みが行われることは地域にも有益だといえるでしょう。
今後に期待される活動
JAF岡山支部は、このカタログを通じて若者の安全意識の向上を図り、ヘルメットをかぶることをより身近に感じてもらうための活動を継続していく予定です。今後も、制服とのコーディネートや前髪のアレンジ方法など、若者が実際に楽しめる提案を捉え続けることが求められています。
カタログに掲載されている「崩れた前髪のなおし方」の動画は、JAFの公式サイトで視聴可能です。カタログの詳細については、ぜひリンクをご確認ください。
若者にとって、安全とオシャレが両立することは非常に重要です。今後の活動に期待が寄せられます。