介護現場に『TANO』
2025-08-27 15:28:34

徳島県が介護現場に次世代トレーニングツール『TANO』を導入

次世代介護トレーニングツール『TANO』の設置



2025年9月9日、徳島県にある「とくしま介護現場DXサポートセンター」で、次世代の介護トレーニングツール「TANO(タノ)」が導入されます。この革新的な非接触型のシステムは、利用者がセンサーの前に立つだけで身体をコントローラーとして使い、楽しく運動や認知機能トレーニングに取り組むことができます。これにより、介護現場での職員の負担軽減と、利用者の自発的な参加を促進する仕組みが提供されるのです。

TANOのデモ

TANOの特徴



『TANO』は、300種類を超える運動プログラム及び口腔・認知機能トレーニングを用意しており、ゲーム感覚で楽しむ中で自然に身体を動かせるように設計されています。利用者の動きや反応速度、バランス機能などを総合的に測定可能で、従来の義務的な運動から、楽しい時間を提供する運動へと変貌させます。これにより、利用者は自発的に参加しやすく、また一つのシステムで複数の人が同時に利用できるため、コミュニケーションや交流も深まります。

大阪・関西万博での成功



TANOは、今年行われた大阪・関西万博でも多くの来場者に体験され、非常に好評を得ました。特に経済産業省とJETROが主催した「次世代医療機器等体験コーナー」では、9日間で6,000人以上が体験し、最終日には850人を超える参加者が訪れました。このように、TANOは無人運営でも多数の利用者を受け入れる実績を示しました。大阪府の「健康社会」プロジェクトにおいても、参加者は楽しさと共に体験をしており、介護現場の効率化と楽しさを両立したシステムとして位置付けられました。

徳島での体験方法



徳島県において、TANOを体験するためには事前のお申込みが必要です。体験を希望される方は、以下のURLからお申込みいただけます:とくしま介護現場DXサポートセンターの公式ボード

今回の導入にあたって、徳島県内の介護事業者や関係者は、TANOを実際に試すことで導入を検討する材料とすることができ、ICTや介護ロボット機器との比較検討が可能です。導入後は専門スタッフによるサポートや研修も提供されますので、ICTに不慣れな現場でもスムーズに利用が開始できます。さらに、TAISコード登録を通じて、補助金や介護保険制度を活用しやすく、経済的な負担を軽減できます。

介護現場の未来に向けて



TANOは、「楽しさ」と「効果」を互いに両立させる新しい介護支援のスタンダードとなることを目指しており、全国の介護施設で注目を集める存在です。徳島での設置を通じて、介護現場の生産性向上に寄与し、明るい介護の未来を切り開くモデルケースとして期待されています。今回の導入によって、介護の新たな可能性を広げ、多くの高齢者が健康で楽しい生活を送る手助けができることを願っています。


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会社情報

会社名
TANOTECH株式会社
住所
神奈川県平塚市宮の前1-4パーレン平塚5F
電話番号
0463-73-5490

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