ボーダレス・ジャパンが農林水産省プログラムに採択
株式会社ボーダレス・ジャパンは、農林水産省の「農山漁村インパクト創出ソリューション実装プログラム」に選定され、地域課題解決商社「LOCAL CONNECT」を通じて農山漁村の課題解決に取り組む意向を示しました。このプログラムは、全国の自治体と連携し、地域での実装を推進することを目的としています。採択されたこの新たなビジネスモデルが、持続可能な地域活性化につながることが期待されています。
「LOCAL CONNECT」とは
「LOCAL CONNECT」は、地域の中から事業を立ち上げる人材を育成し、地域経済の循環を促進するための取り組みです。特に、起業型地域おこし協力隊制度を活用し、地域課題を解決する社会起業家の育成を目指しています。
この取り組みでは、以下のような活動を行います。
1.
起業型地域おこし協力隊制度の活用: 新しいビジネスの立ち上げを目指す人材の採用、育成、サポートを行い、彼らが地域に根付くよう支援します。
2.
地域商社の設立: 地域の特産品やサービスを販促し、地域外への流通を促進します。
3.
ボーダレス・ジャパンの社員が常駐: 「地域活性化起業人」として現地に3年間駐在し、地域内での持続可能なビジネスモデルを構築します。
この取り組みは、従来の補助金依存から脱却し、地域内での資金やノウハウの循環を目指す「自走型地域振興モデル」を志向しています。
農水省のプログラムについて
農水省が実施するこのプログラムは、農山漁村の課題解決に向けた優れた取り組みを全国から広く募り、選定された事業を地域に実装することを支援するものです。今回、11件の提案が選ばれたことから、地域課題解決の重要性が高まっていることがわかります。
ボーダレス・ジャパンの強み
ボーダレス・ジャパンは、13ヵ国において50以上のソーシャルビジネスを展開しており、地域課題に対する豊富な経験とノウハウを持っています。特に、以下の3つの強みがあります。
- - ソーシャルビジネスの実績: 環境や教育など、様々な社会問題に対する事業を展開してきた経験が、LOCAL CONNECTの構築に活かされます。
- - 起業家育成のノウハウ: 2018年から始まった「ボーダレスアカデミー」では、1,400名以上の起業家を支援してきました。現場の声を重視した実践的な学びが特徴です。
- - 地域おこし協力隊の人材支援: 自治体と連携し、地域の人材を募り育成する実績があります。
自治体への呼びかけ
今回のプログラムに参加を希望する自治体を募集しています。地域課題に取り組みたいと考える自治体は、ぜひボーダレス・ジャパンに相談してみてください。特性に合わせたカスタマイズしたソリューションを提供し、地域活性化に向けた具体的な支援を行います。
お問い合わせ先
ボーダレス・ジャパンの公民連携室が担当し、具体的な質問や相談を受け付けています。興味のある方は、公式サイトやメールでお問い合わせください。
【公式サイト】
ボーダレス・ジャパン
このように、ボーダレス・ジャパンが新たに立ち上げた「LOCAL CONNECT」は、地域課題の解決に向けて多角的なアプローチを行うモデルとして注目されています。今後の展開が期待されます。