愛知のスタートアップPapillonがesports大会を革新する資金調達を実施！

株式会社Papillonがesports市場に新たな風を吹き込む！

2023年9月21日、愛知県名古屋市中村区に本社を置く株式会社Papillonが、複数のエンジェル投資家から1000万円の資金を調達した。この資金は、同社が開発中のesportsオンライン大会を円滑に運営するためのサービス『e-players』のさらなる開発と実証実験に使われる。

e-playersとは？

現在、esports大会を開催するには、多くの場合開催者がMicrosoft ExcelなどのスプレッドシートとDiscordなどのチャットツールを使って手動で運営するのが一般的だ。しかし、この方法では、多大な労力がかかり、運営者自身が参加できないという問題があった。

Papillonが開発した『e-players』は、これらの課題を解決するために設計されている。主催者が大会を簡単に開催し、自身も楽しめるようなシステムを提供することを目指している。将来的には、利用者の声をしっかりと反映し、より信頼性の高いサービスへと進化させる考えだ。

愛知県PRE-STATION Aiとは

愛知県では、スタートアップを支援するための拠点施設「STATION Ai」の整備が進められている。2024年に供用開始を予定しているが、その間も切れ目のない支援が行われており、名古屋市中村区にある「WeWorkグローバルゲート名古屋」の中にPRE-STATION Aiが設立されている。

Papillonは、愛知県の支援プログラムを活用し、メンターシップや資金面でのサポートを受けながら成長してきた。この環境を活かし、国内外のesports市場の拡大に貢献することを目指している。

投資家のコメント

今回の資金調達に関して、さまざまな投資家から期待の声が寄せられている。Misocaの共同設立者である豊吉氏は、Papillonが進めるプロジェクトは、ゲームを愛する人々に新しいチャンスを与えるものであり、時代の波に乗った重要な取り組みだと語っている。また、さくらインターネットの田中社長も、若き起業家たちの挑戦を全力で応援すると心強いメッセージを寄せた。