丸紅セーフネット、フェムテックサービスで社員の健康支援を強化

丸紅セーフネットがフェムテックサービスを導入

丸紅セーフネット株式会社（以下「丸紅セーフネット」）が、女性の健康支援に向けた新たな一歩を踏み出します。株式会社LIFEMが提供する法人向けフェムテックサービス『ルナルナオフィス』のライトプランを2023年8月1日から導入することを発表しました。このプログラムは、女性の健康に関連する課題の解決を目指しています。

サービスの内容と目的

『ルナルナオフィス』では、「月経プログラム」と「更年期プログラム」が提供されます。これにより、丸紅セーフネットの従業員は、婦人科医師監修のセミナー動画や、医療機関と連携したオンライン診療サービスを利用できます。生理痛や月経前症候群（PMS）、更年期による症状改善を目指し、全社的な健康理解の促進を図ります。この取り組みは、女性社員たちが抱える健康問題への対処を助け、彼女たちがより自分らしく働ける環境を作ることを目的としています。

丸紅グループのダイバーシティ推進

丸紅グループは、多くの多様な個が活躍できる企業を目指し、ダイバーシティに力を入れています。特に女性活躍に関する取り組みとして、2022年8月に「女性活躍推進2.0」に基づく目標を定めました。この目標には、女性の比率を50％程度に引き上げることや、若手社員に関する実践経験を必須化することが含まれています。

また、企業文化の多様性を尊重するために、さまざまなテーマでのイベント「Marubeni Diversity Days」を開催し、全従業員が活躍できる職場を持続的に作り上げる努力をしています。これらの施策は、丸紅セーフネットによる『ルナルナオフィス』の導入においても色濃く反映されています。

プログラムの詳細

月経プログラム

- FEMCATIONセミナー: 女性のカラダや月経に関する正しい知識を提供するセミナー動画を男女問わず全従業員向けに提供します。
- オンライン診療の導入: 婦人科診察や、PMSや月経困難症の改善策として低用量ピルを処方、配送も行います。このサービスは2025年8月1日から開始される予定です。

更年期プログラム

- 更年期の基礎知識セミナー: 更年期に関する心身の不調について学ぶことができるセミナー動画を提供します。
- オンライン診療の導入: 婦人科診察とともに、漢方薬などの処方、配送も行い、更年期症状の改善に役立てます。こちらも2025年8月1日からの開始が見込まれています。

丸紅セーフネットの担当者のコメント

丸紅セーフネットの経営管理部総務経理課に所属する松居祐花氏は、「女性特有の健康課題を改善することで、従業員の生産性向上とキャリアの継続支援を狙っています。このプログラムによって、女性社員が安心して自分の健康問題を相談できる環境を整え、生産性とエンゲージメントを向上させることが期待されます」とコメントしています。

このように、『ルナルナオフィス』の導入は丸紅セーフネットの従業員が自身の健康を管理し、より充実した職場環境を享受できるための大きなステップとなるでしょう。丸紅セーフネットのこのプロジェクトにより、全社員が活躍できる職場づくりが進むことが期待されます。