Turing株式会社がTrack Testを導入!エンジニア採用の新たな一歩
マルチモーダル生成AIを使った完全自動運転の実現を目指すTuring株式会社(以下、Turing)は、エンジニアの採用試験にギブリーが提供するコーディングテストツール「Track Test」を導入した。
Turingは、東京都品川区に本社を構えるスタートアップ企業で、最先端の技術を駆使して自動運転車両の開発に尽力している。これまでは独自に作成したコーディングテストを実施していたが、いくつかの課題に直面していた。具体的には、問題の採点に時間がかかることや、受験者のスキルに合ったテストを提供できなかったことが挙げられる。
Track Testの特長
「Track Test」は、800を超える豊富な問題数を持つコーディングテストツールで、受験者のスキルレベルに応じて問題をカスタマイズし、自動で採点することが可能だ。これにより、採点作業にかかる工数を大幅に削減でき、企業が求める人材を効率よく評価する環境を整備している。また、受験中の不正行為を防ぐために「アクションログ機能」や「プレイバック機能」も搭載されている。
Turingの採用担当者である富田氏は、「幅広いポジションの技術力を評価できる問題量の豊富さが導入の決め手でした」と語る。その結果、社内エンジニアの負担を軽減し、開発スピードの向上にも寄与しているという。
Turingとギブリーの提携
この導入は、デジタル人材の採用・育成を兼ね備えたHRプラットフォーム「Track」の一環で行われた。Trackは、プログラミングスキルを可視化し、採用・育成・評価を一元管理するための各種プロダクトを提供している。日本国内で最も多くの企業が導入しているTrack Testは、受験者数や問題数においてNo.1を獲得している。
TuringがTrack Testを導入した背景には、自社での採用試験で抱えていた多くの課題があった。それに応える形で展開されたこのツールは、今後の人材採用に良い影響を与えることが期待されている。
今後の展望
Turingは、今後も採用活動を進めるにあたり、Track Testを利用して技術評価の精度を高め、人材のマッチングを進めていく考えを示している。エンジニア採用に関する競争が激化する中で、適切な評価と育成を通じて優秀な人材を獲得し、企業としての発展を目指す。デジタル時代に於ける人材育成の在り方を再考し、より多様な技術を持つエンジニアの育成を進めるTuringの今後の動向に注目したい。
会社概要
- - Turing株式会社: 完全自動運転車両の開発を行っており、2021年に設立。
- - 株式会社ギブリー: HRテック領域でサービスを展開している企業で、Trackを通じた人材育成に注力している。
Turingとギブリーの提携は、デジタル技術が求められる現代において、エンジニア採用の新しい形を示していると言えるだろう。