近畿大学附属和歌山中学校が地域活性化に挑む
近畿大学附属和歌山中学校は、地域の魅力を再発見するため、「ふるさと和歌山」をテーマにした総合学習に取り組んできました。今年、3年生の165人がその集大成として、和歌山市の商店街「みそのマルシェ」に参加し、地元の店舗や企業と協力して新商品を販売し、接客業務とイベントの運営に挑むことが決定しました。
「みそのマルシェ」の開催概要
本イベントは令和7年(2025年)11月16日(日)に開催され、地域の商店街で初めての試みとして、中学生が主体的に関わります。実施場所は和歌山市美園町の「みその商店街」で、時間は11:00から16:00までとなります。雨天決行のため、天候に関わらず多くの皆様にご来場いただけると期待されています。
生徒たちの活動内容
イベントでは、生徒たちは28のグループに分かれ、喫茶マリンナやミソノバル、Cafe&Barまたたびなど、商店街のそれぞれの店舗と協力して接客と販売を行います。また、地元企業8社と共同で開発した新たな商品を販売する予定で、お茶の「玉林園」とコラボした「和っ茶サンド」や、ジェラート専門店「もぎたてありだ」との「シンジェラート」なども提供されます。さらに、地域の方々を巻き込んだ出店ブースでは、みその謎解きやキャラクター製作、シンボルボード製作が行われます。
地域との関わりを深める場
この取り組みは、ただの販売イベントに留まらず、生徒たちが地域の活性化を通じてリアルな社会経験を得る場となっています。自己の学びを通じて、地域の特色や魅力を再認識し、地元の方々との交流が深まることが期待されています。彼らがどのように社会と関わり、成長していくのかが注目されます。観客とのコミュニケーションを通じて、自己表現や思考能力を高める取り組みでもあります。
近畿大学附属和歌山中学校の未来
このような学びの場を通じて、近畿大学附属和歌山中学校は生徒の主体性やコミュニケーション能力を育むだけでなく、地域の人々との絆を深め、和歌山という地域の魅力を全国に発信する役割も担っています。このマルシェを通じて、地域への愛着も一層深まり、次世代に向けた地域活性化の糧となることでしょう。
【参考リンク】
近畿大学附属和歌山中学校公式サイト
私たち一人一人が、地域の未来を築くチャンスを持っています。このイベントを通じて、次世代のリーダーが誕生することを期待しましょう。