延岡ITカレッジが未来のIT人材を育成
2025年10月4日(土)、宮崎県延岡市役所で「令和7年度延岡ITカレッジ」の合同開講式が華やかに行われました。この事業は、株式会社brinity(本社:東京都千代田区)が運営し、市内企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するために設けられたものです。
このカレッジには、「事業者コース」、「キャリアアップコース」、「学生コース」といった3つのコースがあり、各コースの受講生たちは意気込みをもって参加。受講期間は約5ヶ月で、ここから新たな学びの旅が始まります。
開講式の詳細
開講式は、まず三浦久知延岡市長の挨拶でスタート。続いて、宮崎大学工学部の内幸彦特別教授による「生成AI時代のDX推進」をテーマにした記念講演が行われました。この講演では、現在のデジタル変革に求められるスキルや考え方について深く掘り下げ、受講生たちの期待感を高めました。
そして、株式会社brinityが3つのコースの運営事業者として紹介され、最後には受講生代表による力強い宣誓が行われました。この瞬間、多くの拍手と期待が会場を包みました。
brinityからのメッセージ
開講式では、株式会社brinityの代表取締役社長、有江和文氏も登壇。受講生への期待を込めたメッセージが印象的でした。「この講座では、私たちの経験と知識を全て注ぎ込み、受講生の皆さんの未来に繋がる学びを提供したい」と力強く語りました。さらに、各コースに向けたメッセージもあり、特に以下のようなポイントが挙げられました。
1.
事業者コース: 業務で感じる課題のヒントを持ち帰り、最新の技術を活用して業務効率化を図ってほしい。
2.
キャリアアップコース: IT企業だけでなく、幅広い業界でのスキル活用を目指し、知識を次のステップに繋げてほしい。
3.
学生コース: 最新技術に触れ、自らの興味を深めて未来のキャリアを模索してほしい。
5ヶ月後には、晴れやかな顔をした受講生たちと再会できることを楽しみにしているとの言葉が印象的でした。
延岡ITカレッジの意義
延岡ITカレッジは、デジタル人材を育成し、延岡市全体のDX推進に寄与することを目的とした事業です。企業の従業員から求職者、学生まで、多様な人々が参加し、各々の目的に応じた専門的なカリキュラムが提供されます。また、コース間の連携も計画されており、実践的な学びの機会が創出されることが期待されています。たとえば、事業者コースの受講生が提出した課題に対して、キャリアアップコースの受講生が解決策を開発するなど、協働を通じて実践力を高める取組みも行われます。
株式会社brinityは、この素晴らしい取り組みを通じて延岡市のDXの進展とIT人材の育成に貢献することを目指しています。今後の成果報告会で、受講生たちがどのように成長を遂げたのかを見られることを楽しみにしています。
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