2024年カラオケ年間ランキングを年代別に解説
2024年12月5日、名古屋市に本社を置く株式会社エクシングが運営するJOYSOUNDが、カラオケの年間ランキングを発表しました。このランキングは、同社のカラオケ・ソーシャルメディア「うたスキ」の会員たちの歌唱データを基にしており、10代から60代までの幅広い年代別に人気曲が集計されています。
特に注目すべきは、Vaundyの「怪獣の花唄」が総合首位を達成し、アーティスト別ではMrs. GREEN APPLEが初めての首位に輝いたことです。これに加え、幅広い年代から愛される楽曲が多くランクインし、代を超えた人気を誇っています。
幅広い世代に親しまれる「Bling-Bang-Bang-Born」
特筆すべきは、Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)の「Bling-Bang-Bang-Born」。この楽曲は、アニメのオープニングテーマとしても知られていますが、その独特なダンスと耳に残るメロディが幅広い年齢層に支持されています。20代から40代では首位に立ち、10代では2位、50代でも8位にランクインしています。また、60代を除くすべての年代でTOP3に名を連ねる人気曲となりました。
年代別のカラオケ人気曲
ここでは、年齢層ごとのランキングやトレンドについて詳しく見てみましょう。
10代
SNSや動画サイトからの影響が色濃く出ている10代。今年の年間ランキングでは、Vaundyの「怪獣の花唄」が再びトップに返り咲きました。それに続いて、バルーンの「シャルル」やKanariaの「酔いどれ知らず」などが引き続き人気です。また、友成空の「鬼ノ宴」が初登場でも16位にランクインし、新たなトレンドを見せています。
20代
20代では、アニメソングやVOCALOID楽曲に対する支持も厚いことが特徴です。Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が首位を獲得し、tuki.の「晩餐歌」が2位、またVaundyの「怪獣の花唄」は3位に入っています。さらに、緑黄色社会の「花になって」や、ヨルシカの「晴る」なども新たにTOP20入りしました。
30代
アニメソングの人気が特に目立つのがこの世代です。30代のTOP20のうち、なんと10曲がアニメソングで構成されているというデータが出ています。「Bling-Bang-Bang-Born」が1位を獲得し、さらにYOASOBIとAdoがそれぞれ2曲ずつランクインしています。世代を問わず愛されるアニソンが、多くの支持を獲得しています。
40代
40代では、近年のヒット曲とカラオケの定番曲が多数シェアされています。同世代ではCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が首位となっているほか、高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」やスピッツの「チェリー」など、懐かしの名曲も存在感を示しています。
50代
この世代では、往年の名曲が引き続き人気を博しています。薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃“夢の途中”」やレベッカの「フレンズ」など、この年代ならではの選曲が多く、最新のヒット曲も取り入れつつ楽しむ姿が見えます。
60代
最後に60代ですが、演歌や歌謡曲を愛し続ける世代です。また、米津玄師やあいみょんなど、若手アーティストの楽曲も取り入れられる傾向があります。薬師丸ひろ子の「夢の途中」が首位を獲得しつつも、新たな才能もランキングに登場しており、豊かな音楽シーンを感じさせます。
選曲の参考に!
忘新年会やカラオケのシーズンに向けて、このランキングを参考にして、多世代で楽しむ選曲をしてみてはいかがでしょうか。各年代のヒット曲を交えながら、幅広い世代でのカラオケを楽しむことで、皆さんの集まりも一層盛り上がることでしょう。
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2024年年代別カラオケ年間ランキング
このデータは2024年1月1日から11月15日までの集計結果に基づいています。カラオケの楽しみ方やトレンドを理解する良い機会です。