熊本発の高級米ブランドが伊豆の旅館に採用
熊本県菊池市で誕生した高級米ブランド『くまもとごはん』の人気商品『ヒノヒカリ』が、静岡県賀茂郡の伊豆稲取温泉に位置する老舗旅館「いなとり荘」の朝食メニューに採用されました。この採用の背景には、日本遺産にも認定された「二千年つづく米づくり」に基づく高品質な米作りがあるのです。
ブランド紹介:くまもとごはん
『くまもとごはん』は2020年に設立され、米の選定から販売までの全プロセスを手がけることを特徴とした高級米ブランドです。このブランドの名前の通り、熊本の豊かな自然と米作りに関する深い文化的背景が、その価値を高めています。特に、菊池川流域で育てられた米はその美味しさだけでなく、長年の伝統を受け継いだ安全性も兼ね備えています。
いなとり荘との出会い
これまで個人向けのネット販売を中心に展開してきた『くまもとごはん』は、Amazonランキングで複数部門の第1位を獲得し、多くの消費者から支持されています。また、2020年以降は海外マーケットにも進出し、台湾やアメリカのプロフェッショナルからも興味を引くようになりました。
そうした中で、法人向けの取引を2025年から本格化させることを決め、さまざまな宿泊施設やレストランとのパートナーシップの構築を進めています。今回、料理の宿として名高い「いなとり荘」からの採用が決まったのは、この流れの一環です。
料理長の評価
「いなとり荘」の料理長である齋藤氏は、試食した際の驚きをこう語ります。「『くまもとごはん』のお米は、今まで食べた中で一番おいしいお米です。噛めば噛むほど甘みと旨みが広がり、冷めても美味しく食べられます。」この言葉からも、ヒノヒカリの美味しさとその重要性が感じ取れます。
今後の展望
『くまもとごはん』は今後も国内外の多様な宿泊施設やレストランと協力し続けることで、日本の米文化の付加価値向上に努める意向を示しています。それにより、日本遺産としての価値を持つお米の魅力を広く伝えていくことを計画しています。
会社概要
- - 会社名: 合同会社くまもとごはん
- - 代表社員: 冨岡洋三
- - 資本金: 300万円
- - 所在地: 熊本県菊池市西寺1995番地
- - 公式ウェブサイト: kumamotogohan.com
今後の展開にも期待が高まる中、『くまもとごはん』がその魅力をどのように広げていくのか、引き続き注目していきたいと思います。