越境ECのビィ・フォアードがモンゴルで自動車ローン事業を開始

ビィ・フォアード、モンゴルに自動車ローン事業を設立

越境EC事業で知られる株式会社ビィ・フォワード（以下、ビィ・フォアード）が、新たにモンゴル市場に特化した自動車ローン事業を開始します。モンゴルのウランバートル市に現地法人「BE FORWARD FINANCE MONGORIA」を設立し、2025年1月1日からのサービス開始を予定しています。この新たな取り組みが、同社の成長戦略にどのように寄与していくか期待が高まります。

1. 設立の背景

ビィ・フォアードは、日本から208の国と地域に中古車の販売・輸出を行っており、2024年6月には156,237台の販売実績を達成しました。特にモンゴルでは2013年からの販売ネットワークを活かし、今年も15,000台以上を販売する見込みです。こうした実績を背景に、モンゴルの市場により密着したサービスを提供するため、自動車ローン商品を開発することに決定しました。

この新たなローンサービスは、現地の顧客が中古自動車を購入しやすくすることを目的としており、ビィ・フォアードの持つ独自の販売ネットワークとマーケット基盤を駆使して、顧客の細かなニーズに応えていきます。

2. BFFMが提供する自動車ローン

新設されたBFFMでは、株式会社ビィ・フォアードが扱った中古自動車を購入希望する顧客に対し、低金利の自動車ローンを提供します。このローンは、ノンバンク金融機関として銀行よりも競争力のある金利で提供され、迅速な審査プロセスを特徴としています。

審査基準に基づいて、購入希望者に対する迅速な審査と審査回答が行われるため、顧客はストレスの少ない購入手続きを享受できることが期待されます。これにより、モンゴルの消費者にとって魅力的な選択肢が増えるでしょう。