調香師育成に新たな一歩を刻む鈴木はるの
プロモツール株式会社は、香りの創造を行う“セントテクノロジーカンパニー”であり、独自の調香師育成プログラムを展開しています。この度、ゼロから調香師を目指す人材育成コースの第1期生に鈴木はるのさんが選ばれたことを発表しました。これにより、日本の調香業界における新たな才能の登場が期待されています。
鈴木さんは、日本有数の香りの研究所「香り技術研究所」で最先端の調香技術を約4年間学び、調香師としての道を歩んでいきます。このプログラムは、感性と科学を融合させた教育を重視し、安心して香りの開発に取り組むための知識を身につけることが求められます。
女性調香師の育成が重要な理由
調香師として求められるスキルには、繊細な感性に加え、安全性や安定性を確保する化学・薬学的知識があります。日本における女性研究者の割合が16.9%という現状では、調香師を目指す女性たちはそのキャリア環境の不足に直面しています。加えて、調香師職自体の認知度が低く、明確なキャリアパスが示されないことが多く、興味を持っている人々が挑戦することをためらってしまうこともあります。
このような環境の中、プロモツールでは独自の育成モデルを構築し、女性調香師の育成に注力しています。このプログラムでは、経験に関わらず香りに情熱を持つ人たちが、香料企業で必要な専門知識と実践力を身につけられるようサポートします。約4年間で調香師として独り立ちを目指す実践的なカリキュラムが整備されており、第一線で活躍する調香師の指導を受けながら実務を通じた学びが進められます。
次世代の調香師に求められるスキル
現代の調香師には、感性と科学の融合が求められます。AIによる香料分析やロボット技術を活用した迅速な試作が進行する現在、柔軟で創造的な思考力が必要です。プロモツールは、こうした次世代の調香師を育成するために、最先端技術を導入した教育環境を用意します。鈴木さんは新たな社員として、調香師のアシスタントとして経験を積むことになります。
鈴木はるのさんの期待の声
鈴木さんは「香りに関わる仕事に憧れていたので、プロモツールで本格的に学ぶことができる機会を得てワクワクしています。最先端の機器も整い、経験豊富な調香師の方々のサポートで実践的な技術を習得できることを光栄に思います。私も次の誰かのきっかけになれたら嬉しいです」とコメントしています。
代表からのエール
プロモツール株式会社の社長、緒方健介は「鈴木さんが選ばれたことを心から歓迎します。彼女は香料をブレンドするだけでなく、未来の香りを創造する才能を持っています。この育成プログラムを通じて、彼女がグローバルに活躍する調香師となり、プロモツールの成長に寄与することを期待しています」とその成長を応援しています。
プロモツールの挑戦
プロモツール株式会社は、香りとニオイの分野で幅広いニーズに応えることを目指しています。アロマの提供に留まらず、販促や健康効果を意識した香りの開発にも取り組んでいます。引き続き、香りを用いて人々の生活を豊かにする企業として、セントテクノロジーのリーディングカンパニーを目指していきます。
お問い合わせ
今後、調香師を目指す方々を対象にした教育プログラムの募集も行います。興味のある方はぜひお問い合わせください。
参考情報