福知山市の「福知山イル未来と」がふるさとイベント大賞で大賞を受賞

福知山の夜を照らす「福知山イル未来と」

2023年、福知山市で開催された「福知山イル未来と」が、一般財団法人地域活性化センター主催の「第29回ふるさとイベント大賞」において内閣総理大臣賞を受賞しました。これにより、京都府内では初めての大賞受賞となり、地域の活性化に寄与するイベントとして高く評価されました。

受賞の背景とイベント内容

「福知山イル未来と」は、地域の誇りである福知山城を舞台にしたイベントで、2023年10月28日から11月12日にかけて開催されました。今年のテーマは「夜をあそぶ」。このイベントでは、京都府在住のアーティストたちによるサウンドと竹灯籠のイルミネーションが融合したメイン展示が行われ、訪れる人々を魅了しました。また、流木アートや影絵などのインスタレーション、そして地元のキッチンカーによる美味しい料理の提供もあり、幅広い楽しみ方ができる空間が創出されました。さらに、地域の竹灯籠アーティストとのコラボや、福知山城での野外ストリートピアノ設置といった初の試みも行われ、多くの観客を引きつけました。

近年、福知山城は観光客にもあまり訪れられない場所となっていましたが、このイベントを通じて新たな価値を見出すことができました。通常薄暗い夜間に文化イベントが行われることにより、地域住民や観光客にとって訪れる価値のある空間が提供され、大きな成功を収めています。

足立聖忠委員長のコメント

「福知山イル未来と」の実行委員長である足立聖忠氏は言います。「2018年から続けてきたこのプロジェクトが評価され、地方活性化の一環として受賞できたことを大変光栄に思います。今後も福知山の様々な可能性を切り開き、地域の発展に寄与していきたいです。」

この言葉からも、彼の熱意と地元への愛が感じられます。彼は地域の未来を切り拓くべく全力を尽くしています。