木の雛人形『ころん』の魅力
1929年に創業した株式会社ニチガンは、木製玩具や雑貨の製造を通じて「木のぬくもりで日常を豊かに」の理念を掲げ、長年にわたり多くのファンに愛されてきました。今回は、そんな老舗メーカーが手掛けた木製雛人形『ころん』についてじっくりとご紹介します。
ニチガンの歴史とOEM事業
ニチガンは、創業以来木製玩具の製造を行ってきた日本の老舗メーカーです。最近では、長年培った技術とノウハウを活かして、OEM事業を強化し、大手百貨店やベビーメーカーを中心に多くの製品を手がけています。多様な法人との協力により、ニーズに合った木製製品を提供しており、それがニチガンの強さとなっています。
木の雛人形『ころん』の誕生
今回ご紹介するのは株式会社ふらこことのコラボレーションで生まれた木の雛人形『ころん』。ふらここは、赤ちゃん顔の可愛らしい雛人形を早くから開発し、女性ファンを虜にしてきた企業です。この新しい木の雛人形は、現代の住宅事情やトレンドにfitしたデザインで、収納も簡単。身近に飾って楽しめる一品となっています。
こだわりのデザイン
『ころん』はまあるいフォルムが特徴で、やさしいパステルカラーがどんなインテリアにも馴染む素敵なお人形です。収納箱と飾り台がひとつになっており、飾るのも片付けるのも簡単です。子供たちが遊びながらも、ひな祭りに愛を抱けるように考えられています。
安全性への配慮
『ころん』はそのデザインだけでなく、ヨーロッパ玩具安全基準であるCEを取得しています。これは、遊びながら楽しむことができる安全な製品であることを証明しています。また、対象年齢は3歳以上であり、安全に遊ぶための環境が確保されています。
制作秘話
ふらここの代表原英洋さんは、著名な人形師一家に生まれた背景が影響し、可愛い赤ちゃん顔の雛人形を作りたいという夢を持っていました。他社が高価な観賞用の雛人形を提供する中、現代の家庭で遊びながらも楽しめるお人形を追求した結果が、『ころん』です。彼女は、家族全員で触れて遊ぶことを重視しており、この商品がその夢を実現する一歩となりました。
今後の展望
ふらこことニチガンは今後、新たに木製の五月人形を開発する計画も持っています。家族で飾り遊びを楽しめる木製品の需要高を受け、これからの展開に期待が高まります。
最後に
木の雛人形『ころん』は、まさに現代に寄り添った新しいひな祭りの形を提供します。家族全員で楽しめることをモットーに、これからもニチガンは木製玩具の可能性を広げていくことでしょう。ぜひ、みなさんもこの愛らしい雛人形を手に取って、その魅力を体験してみてください。