イマーシブ演劇『RE:PLAY AFTER SCHOOL』の魅力とは
2025年3月27日から30日までの4日間、ホリプロステージが提供する新しい形の演劇『RE:PLAY AFTER SCHOOL』が藤ノ花学園で開催される。このイマーシブ演劇は、観客が実際の校舎内を歩きながら物語に参加する体験型コンテンツであり、従来の演劇とは一線を画す新しいエンターテイメントだ。
参加型演劇の新時代
『RE:PLAY AFTER SCHOOL』は、参加者が高校生や先生たちの悩みや感情に寄り添いながら、自分自身も物語の一部となることができる。物語の舞台は、放課後の学校で生徒会が主催するオープンアフタースクールという設定だ。このイベントでは、参加者は様々な部活動に分かれて活動を体験し、それぞれのキャラクターと対話することで物語が進展していく。
物語の概要と内容
物語は、文化祭のような雰囲気の中で展開される。参加者は、美術部、ロック部、生徒会、クイズ部といった異なるコースを選び、それぞれの部活動を体験する。この過程で、参加者は他のキャラクターたちの抱えている悩みを知り、時には助け合うことが求められる。展開は自分自身の行動によって大きく異なり、その日の経験は一人ひとりにとって特別なものとなる。
参加コースの詳細
1.
美術部: 未来についてのビジョンを描くコースで、参加者は美術部の生徒たちと共に進路について考える。
2.
ロック部: 最高のステージを目指し、参加者自身がストーリーを動かしていく体験ができる。
3.
生徒会: 恋の七不思議に関わるストーリーが進む中で、ドキドキの要素が盛り込まれている。
4.
クイズ部: クイズを通してスリル満点の体験が味わえる。
体験の流れ
参加者は最初にオープニングとして、全体の趣旨説明を受ける。その後、各部活動の生徒たちが各教室や部室に案内し、実際に部活動を体験しながら物語を進めていく。その過程では、参加者が自分からアクションを起こすことも可能で、キャラクターに話しかけたり、質問をしたりと、自身の体験を充実させることができる。
忘れられない青春体験
このイマーシブ演劇はただの観劇とは異なり、実際に体験することで感情がより深く刻まれることになる。心の中にしまっていた青春の思い出が、再び呼び起こされる瞬間が待っている。
クリエイターからのメッセージ
この公演を手がけるきださおり氏は、「自分が長年温めてきたアイデアが形になることに興奮している」と語る。実際の学校生活の中で誰もが一度は経験したことのある青春の瞬間を、共感をもって感じられる作品になっているという。参加者がどんな体験をすることになるかは、実際に参加してみないとわからない。だが、イマーシブ演劇の魅力は、観客が自分の道を選び、体験を通じて成長することだ。
チケット情報
公演は、VIPチケットや一般チケット、U-25チケットなど様々な種類が用意されている。特にVIPチケットは特典グッズが付いてくるなどの魅力があり、早期購入者には先に特典が配布される計画がある。
この春、学校の校舎を舞台にしたまったく新しい演劇『RE:PLAY AFTER SCHOOL』に参加して、青春の感動を再発見してみてはいかがだろうか。自分の選択がどんなドラマを生み出すのか、その目で確かめてみてほしい。演劇が提供する新たな経験が待っている。