マンダムの香り研究:睡眠と肌の質を向上させる新たな発見
株式会社マンダムは、「人間系」企業として新たな価値づくりに取り組んでいます。特に、製品がもたらす情緒的な価値についての研究を重視しています。この度、同社は特定の香料が自律神経系に及ぼす鎮静作用に関する研究成果を発表しました。この香料を使用したスキンケアアイテムが、ストレスを感じる生活者の睡眠の質を向上させ、肌の明るさを改善する効果が観察されたのです。
研究の背景
マンダムは、皮膚の研究だけでなく、感性研究を通じて「肌が喜び心も喜ぶスキンケア」の実現を目指しています。香りは嗅覚だけでなく、感情や自律神経にまで影響を与えることが知られており、睡眠改善にも寄与する可能性があります。これに着目し、特定の香料Aの効果を明らかにするための研究を進めてきました。
研究の内容
今回の研究では、ストレスを抱える25~48歳の日本人女性36名を対象に、香料Aを配合したスキンケア製品(クレンジング、化粧水、クリーム)を約4週間使用してもらいました。研究の目的は、使用前後での睡眠や肌の状態の変化を比較し、香料の効果を明らかにすることです。
実験概要
- - 対象:軽度から中程度のストレスを抱える女性を36名選出
- - 群名:香料Aを含む賦香群と、含まない無賦香群の二つに分け
- - 評価方法:睡眠の質はピッツバーグ睡眠質問票で評価し、肌の状態は分光測色計やVISIA® Evolutionシステムを使用しました。
結果
1.
睡眠の質向上
- 賦香群は、継続使用により睡眠の質が改善し、入眠時間が短縮されました。特に入眠潜時の得点が有意に低下したことが確認されました。
2.
肌の状態改善
- 肌の明るさが向上し、シミの目立ちを関してもスコアが改善したことが見られました。これにより、香料Aの使用が肌状態にポジティブな影響を及ぼす可能性が示されました。
3.
リラックス実感の向上
- アンケートによると、賦香群の方が無賦香群よりリラックス実感が有意に改善されていました。
考察とまとめ
この研究結果は、香料Aが心理的安らぎをもたらし、それが睡眠や肌状態の改善につながる可能性を示しています。今後もマンダムは、「香り」や感性研究をさらに展開し、より良いスキンケア製品の開発を目指してまいります。人々が心地よいと感じる製品を通じて、より多くの笑顔を生み出せることを期待しています。