健康経営の未来を考える「360度健康経営セミナー」
一般社団法人日本衛生管理者会が主催する「360度健康経営セミナー」が、2025年6月20日に神奈川県相模原市で開催されます。このセミナーは、経営層や人事労務の方にとって、真の健康経営を実現するための具体的な知識と実務を学ぶ絶好の機会です。参加は無料で、登録制となっています。さて、今回は何故、健康経営が注目されているのか、セミナーの魅力や内容を詳しく紹介します。
健康経営の重要性
現代のビジネス環境では、ライフスタイルや働き方の多様化が急速に進んでいます。これにより、働く人の心身の健康を守ることが以前にも増して重要な課題となっています。また、少子高齢化や人手不足が進む中で、いかに生産性を上げるかという点も大きなチャレンジです。そのため、経営者や人事労務担当者は、健康と経営の両方を意識せざるを得ない状況に置かれています。
このセミナーでは、健康経営を実現するための多様な視点からのアプローチを提示します。特に、健康経営が従業員と企業にとってのウィンウィンの関係を築く方法についてフォーカスし、原点に立ち返った議論を行います。
セミナーの内容
セミナーには、著名な専門家たちが登壇し、それぞれの分野から健康経営に関する貴重な知見を提供します。
メンタルヘルスと健康経営
堤明純教授(北里大学医学部公衆衛生学主任教授)は、メンタルヘルスの重要性と健康経営との関連について深く掘り下げます。ストレスチェック制度の導入や、メンタルヘルス対策の具体的手法など、実践的な内容にも触れることで、参加者にとって役立つ情報が得られることでしょう。
化学物質と健康経営
髙𣘺伸崇氏(静岡県産業環境センター作業環境測定士)は、化学物質が健康経営にもたらす影響について解説します。化学物質による健康リスクを理解し、それに対する対策をどう講じればよいかがわかります。
健康経営から得られる成果
對木博一氏(日本衛生管理者会代表理事)は、健康経営が企業にもたらす利益とは何か、そしてそれを実現するためにはどのようなアプローチが必要かについて語ります。
実務に役立つ情報
さらに、牧野裕志氏(社会保険労務士)は、実際の業務に役立つ健康経営に関するアドバイスを提供します。法律や制度を理解することはもちろん、その運用方法についても具体的に説明されます。
セミナー詳細
このセミナーは、2025年6月20日(Friday)、13:00から16:00まで、相模原市の産業貿易センターで行います。定員は会場で100名、オンラインでは300名まで参加可能で、事前申し込みが必要です。参加費用は無料ですが、人気のある内容のため、早めの申し込みをお勧めします。詳細は公式の申込サイトにてご確認ください。
参加申し込み
参加希望の方は、以下のURLからお申し込みください。
申込ページ
一般社団法人日本衛生管理者会とは
一般社団法人日本衛生管理者会は、労働衛生に関連する問題について、教育やコンサルティングを通して企業の生産性を向上させる活動をしています。労働者の健康を守るための取り組みはもちろん、健康経営の推進にも力を入れています。セミナーを通じて、参加者が新たな知識と視点を得ることが期待される今回の企画に、ぜひご参加ください。