災害時における自転車の可能性を探る！専門学生が発表するSocial Bike project 2025

災害と自転車の融合を目指すStudents' Project

2025年9月20日（土）に東京サイクルデザイン専門学校で、自転車に関する新たなアイデアを提案するお披露目会が開催されます。このイベントは、「Social Bike project 2025」と題し、災害レジリエンスの視点から自転車の活用方法を研究した学生たちの成果を体験できる貴重な機会です。

社会と自転車の接点

日本初の自転車専門学校として知られる東京サイクルデザイン専門学校は、環境や社会のニーズを反映した自転車の開発に取り組んでいます。特に今年度は、災害時における自転車の役割に焦点を当て、「災害レジリエンスと自転車」というテーマのもと、学生たちが電動アシスト機能を持つ自転車の企画・製作に挑戦しました。

災害対応型自転車の開発

本プロジェクトでは、太陽誘電株式会社から提供された電動ユニットを活用し、電動アシスト機能や発電機能を持つ自転車を設計。地震や水害など、さまざまな災害に対応できる自転車の実現を目指す学生たちは、「移動」「電力供給」「物資輸送」などの役割について検討し、試作を重ねました。

過去には、発電機搭載のバイクや洗濯できるバイク、備蓄可能なストックバイクなど、実用的な作品も生まれています。これらの実績は、今後の災害に対する備えとして重要な意義を持つでしょう。

自転車の新たなる価値

近年、日本では首都直下地震や他の大規模災害への備えが求められています。それに伴い、自転車の可能性が再評価されています。このプロジェクトを通じて、生徒たちが考えた「防災・減災」の観点からの自転車利用は、今後の社会において重要なテーマになるでしょう。

お披露目会の詳細

開催日：2025年9月20日（土）
時間：14:00〜16:00
場所：東京サイクルデザイン専門学校（東京都渋谷区渋谷1-20-5）
参加には事前予約が必要で、1社最大4名まで受け入れ可能です。予約は、学校法人水野学園広報部（03-3499-0300）までご連絡ください。

このイベントは、社会と自転車の未来に思いを馳せる貴重な機会です。皆様のご参加をお待ちしております！