NEWGREENが資金調達
2024-11-26 14:19:50

株式会社NEWGREENがシリーズBラウンドで4.5億円を調達し農業の未来を切り開く

株式会社NEWGREENが新たに資金を調達



最近、株式会社NEWGREENがシリーズBラウンドで4.5億円の資金調達を実施しました。この調達により累計の資金調達額は25.7億円に達しました。NEWGREENは、東京都小金井市に本社を置き、環境に配慮した農業の実現を目指す企業です。注目されるのは、彼らが推進する「高単価販売」と「低コスト栽培」という2つの戦略です。

資金調達の背景



NEWGREENは、水田の自動抑草を行う「アイガモロボ」の開発をはじめ、未利用資源を活用した農業用資材の開発や有機米の生産を行っています。このプロジェクトでは急速に事業が成長しており、農業者の所得向上に具体的に貢献していく計画が進行中です。

アイガモロボ



この度、NEWGREENが開発したアイガモロボは、農業の効率化を担う重要な技術となっています。昨年、第11回ロボット大賞で農林水産大臣賞を受賞した実績もあり、2025年には新型アイガモロボの発売が決定しています。さらに、ベトナムなど海外市場での実証実験も行われており、国際的な期待が寄せられています。

有機米流通の拡大



NEWGREENは、全国にわたる100以上の農業者と契約し、有機米の取り扱いシェアにおいて国内最大級の地位を確立しています。2024年5月からは新たに「とろける白米・玄米」という有機米加工品が販売される予定で、コープさっぽろやグリーンコープなどで購入可能となります。

農業用資材の開発



また、NEWGREENでは水稲の「節水型栽培」の技術を確立し、2024年産米から温室効果ガスの削減に向けた取り組みが始まっています。この取り組みにより、全国での説明会には1,000名以上の参加者を記録しており、今後のさらなる展開が期待されます。

各社からの期待の声



この資金調達には多くの企業が出資しており、株式会社NEWGREENのビジョンに共感した様々な団体が連携をしています。代表取締役COOの中條大希氏は、「私たちは、一人の農業者がより多くの命を支え、環境への負荷を減らすことができる農業の実現を目指しています」と述べています。

さらに、出資企業の一つであるJA三井リースからも、地域活性化に寄与する取り組みが期待されています。同社の仙台支店長は、「地方創成や地域活性化に資する取り組みが進められることに期待しています」とコメントしました。

会社概要



株式会社NEWGREENは、2019年11月に設立され、東京都小金井市に本社を構えています。代表取締役CEOの山中大介氏とCOOの中條大希氏がリーダーシップを取り、グリーンな市場の中で新しいサービスの創造に日々邁進しています。公式ウェブサイトも開設されており、今後の活動に対する情報は同サイトで随時更新されます。

このように、株式会社NEWGREENは農業の未来を見据え、特に環境への配慮を重視した事業展開を進めています。持続可能な農業の実現に向けた彼らの取り組みから、今後も目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社NEWGREEN
住所
東京都港区虎ノ門4-1-40江戸見坂森ビル3階 SHONAI SPACE
電話番号
03-6432-4686

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