塾なしで第一志望合格率が高い？！大学受験の実態に迫る調査結果

大学受験の合格率に関する新たな調査結果

じゅけラボ予備校は最近、大学生の親1049名に実施した調査を通じて、教育サービス利用の実態とその影響を探りました。驚くべきことに、塾や予備校を利用しなかった学生の方が、第一志望大学への合格率が約10%高いという結果が出ました。この結果は、多くの人の先入観を覆すものであり、大学受験における新たな潮流の一部を読み解く手助けとなります。

調査の概要

調査は2025年の8月8日から9月20日の間にインターネットを通じて実施され、1049名の保護者が回答しました。中でも、教育サービスを利用した学生は475名、未利用者は574名となっています。この調査では、大学合格者の内訳が大きな焦点となりました。

第一志望合格率の結果

調査結果によると、教育サービスを利用した学生の第一志望合格率は55.4%であるのに対して、未利用者は65.2%に達しました。これは、教育サービスの利用が必ずしも第一志望合格に繋がらないことを示しています。しかし、この数字には、受験生が設定する第一志望のレベルに大きな違いが隠れていることも事実です。

合格した大学の内訳

詳しく見てみると、教育サービスを利用した学生の中では、「医学部や獣医学部」の合格率が6.8%、国公立大学（医・獣医以外）が29.0%、難関私立大学が12.7%といった具合に、難易度の高い大学への合格が目立ちます。これに対して、未利用者の合格者は医学部が1.9%、国公立大学が19.2%、難関私大が10.4%という結果でした。