9月27日に放送されたFMヨコハマのラジオ番組「Life Goes On ~スワサントン BLUES~」では、舞台『千と千尋の神隠し』の公演を終えて英国から帰国した夏木マリさんが自身の体験を語りました。際立ったのは、彼女が体調管理の重要性を再確認した点です。
番組の冒頭では、リスナーからのメールを紹介しました。その内容は、2年前の公演前日に体調を崩してしまった若手役者のエピソードです。この話に触発されて、夏木さんは自らの経験を話し始めました。
「特に海外では、食事に気を付けるべきです。疲れていると、体調管理が難しくなります。生モノは特にリスクが高くて、私も気をつけました」と夏木さんが語ると、続けて公演中に食あたりで休演したスタッフについての内緒話も交え、ユーモアを交えながら注意を促しました。彼女自身は、特に体調が良いときだけ刺身を楽しむようにしていたと言います。
さらに、海外公演を通して得た大切な気づきについても触れました。「人は一人では生きていけない」との思いを新たにした夏木さん。生活の中で出会う新しい人々の支えがいかに自分を助けているかを実感していると言います。「困難な時こそ、周囲の人々に感謝することが重要だと感じています」との言葉には、彼女の深い感受性が伺えました。
また、夏木さんは自己表現に対する強い思いも語り、他者からの力を得て成し遂げることの大切さを強調しました。「本気で好きなことを追いかけるのが私のモットーです。周囲の力を借りながら楽しく生きていきたい」と、明るい未来への希望を語ります。
さらに、番組の後には彼女が愛読する書籍についても紹介しました。『ひとりでは生きられない 紫のつゆ草ある女医の95年』という本を通じて、人生の指針を見つけるヒントも与えてくれます。読書の秋を迎え、彼女がどういった作品に触れ、どのような思考を深めているのか、興味深いところです。
最後に、夏木さんの個展や奉納公演についても触れ、ファンに向けたさまざまな情報が提供されました。2024年には太宰府天満宮や清水寺での奉納パフォーマンスが予定されており、そのチケット発売についての情報も見逃せません。
「他の人とつながることは、自分自身を豊かにすることだと信じています。今後ともたくさんの人と出会い、共に素敵な時間を過ごしたい」と語る夏木マリさんの姿は、共感を呼ぶものです。彼女の言葉に触れ、感謝の気持ちを忘れず、人生を楽しむヒントを得られそうです。ぜひ、次回の放送もお聴き逃しなく。ラジオ番組はradikoでも配信され、過去のエピソードも楽しむことができますので、チェックしてみてください。