新潟医療福祉大学が大躍進!
新潟医療福祉大学の健康スポーツ学科に所属する山本悦史講師とゼミ生たちが、10月19日から20日に開催された「スポーツ政策学生会議2024」にオンラインで参加し、見事に「協賛社特別賞(FORUM8デジタル賞)」を受賞しました。これは彼らの革新的な提案が多くの大学から注目され、特別賞に選ばれた結果です。
受賞の背景と内容
今回の大会は、全国31大学から406名の学生が参加し、幅広い議論が交わされる中での受賞となりました。山本ゼミは「シェアリングエコノミーを活用したプロスポーツ観戦体験の向上~スポーツファンのマッチングサービスがもたらす感動体験の共有~」というテーマでプレゼンテーションを行い、その内容が高く評価されました。
近年、プロスポーツの世界では、クラブ間の経営格差やファン同士のトラブルが問題視されています。これに対し、山本ゼミはシェアリングエコノミーのアイデアを活用し、スポーツファン同士のマッチングサービスを提案しました。この提案は、観戦の楽しみを広げる革新として、プロスポーツの将来に大きな影響を与える可能性があります。
新しい観戦の形
具体的には、このマッチングシステムを用いることで、様々なスキルを持つ観戦者をオンラインで結びつけ、相互に知識や経験を共有できる機会を提供します。熟練した観戦者と新しい観戦者、ホームチームのファンとビジターチームのファン、さらには特定の関心を持つファン同士が簡単に交流できるプラットフォームを構築するというものです。
このシステムの実現により、ファンは自らのスキルを活用しながら新たなスポーツ観戦体験を楽しむことができ、ファン同士のネットワークも広がります。また、これにより新規顧客の獲得やリピート率の向上といったクラブの経営課題を解決し、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。
応募者の声
受賞者である加藤恵太さんは、「多くの大学が参加する中での受賞は非常に誇らしいことです。この成果を自信に変え、更なる挑戦を続けていきたい」とコメントしています。彼らの情熱と努力が形となり、新しいスポーツ文化の形成に貢献できることを願っています。
新潟医療福祉大学とは
新潟医療福祉大学は、看護や医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITを学ぶ6学部15学科を擁する医療系総合大学です。この大学は、医療現場での「チーム医療」を実践的に学ぶことができるカリキュラムを提供しており、国家試験合格率や高い就職実績でも知られています。また、スポーツに関する学びを特化させ、医療やリハビリ、栄養との融合を進めている点も特徴です。
NSGグループについて
そして、NSGグループは、教育事業や医療・福祉・介護事業を中心に、多岐にわたる業務を展開する企業グループです。地域を活性化するための事業を促進し、豊かで幸せな未来を目指して人々の生活を支えることに努めています。
この受賞を機に、新潟医療福祉大学の今後の活動や提案がどう発展していくのか、ますます楽しみです。