マツ六、革新的手すり『たよレールUPDATE』が社会のADL向上に寄与

マツ六が新製品『たよレールUPDATE』を発表

マツ六株式会社が新しい据置式手すり『たよレールUPDATE』を2024年10月に発売することを発表しました。この商品は、高齢者の方々が立ち上がる際の動作をよりスムーズに行えるよう設計されています。

立ち上がり動作を重視した設計

『たよレールUPDATE』は、特に立ち上がり動作に考慮した高さ設定が特徴です。膝立ちや端坐位からの立ち上がりをサポートする550mmと、立位の補助を行いやすい850mmの2種類の高さが用意されています。これにより、使用シーンに応じた柔軟な対応が可能となります。

ユーザーの声を反映した改良

マツ六は、これまで多くのユーザーや業者からの意見を参考にし、手すりの形状やサイズ、機能を見直してきました。それに基づいて開発された『たよレールUPDATE』は、利用者の日常生活動作（ADL）の向上を目指しています。しかし、単に使い勝手を考慮するだけでなく、デザイン性や安全性にも配慮されています。

使いやすさを追求した断面形状

手すり上段は、丸みを帯びた逆三角形の断面で構成されています。この形状のおかげで、しっかりと握ることもできれば、肘や手の平を使って押し上げる動作も簡単に行えます。特に身体的なサポートが必要な方にとって、この設計は大きなメリットとなるでしょう。

使いやすさを考慮した長さと表示機能

手すり上段の長さも十分に設計されており、幅400mm（ロング型は750mm）として、両手でしっかりとつかむことを可能にしています。また、長い蓄光ラインにより、薄暗い場所でも握る位置を簡単に把握でき、安心して使用できます。

衛生面にも配慮した抗菌加工

さらに、『たよレールUPDATE』の手すり部分には抗菌加工が施されており、細菌の繁殖を抑える効果があります。高齢者の身の回りの衛生面に気を使うことができ、安心して使用することができるでしょう。

国際福祉機器展での展示

この製品は、2024年10月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される国際福祉機器展(HCR2024)において展示される予定です。ぜひ、訪問して新商品を直接手に取って体験してみてください。

マツ六株式会社について

マツ六株式会社は、2021年に創業100周年を迎えた大阪の建築金物・建築資材専門商社です。介護保険制度の成立を契機にバリアフリー商品に注力し、手すりを中心とした福祉用具の開発に取り組んでいます。マツ六は医療と福祉の連携を大切にし、利用者の暮らしをより良くすることを目指しています。公式サイトでは詳細情報が公開されています。