コクヨが誇るデザイン力
コクヨ株式会社は、国際的なデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2026」において、同社が展開している2つの空間設計が受賞したことを発表しました。この受賞は、優れたデザインが認められる重要な機会と位置付けられており、コクヨの設計理念が国内外で大きな評価を受けていることを示しています。
iF DESIGN AWARDの意義
「iF DESIGN AWARD」は、1954年に設立され、ドイツのハノーバーが本拠地の国際的なデザイン賞となります。70年以上の歴史を誇るこの賞は、プロダクトデザイン、インテリア、サービスデザインなど多様な分野で優れた作品を選出し、毎年世界的な注目を集めています。コクヨが受賞したことは、同社のデザインプロジェクトが国際的な水準で評価されている証でもあるのです。
受賞した空間設計の詳細
1. SINANEN Headquarter Office Project
シナネンホールディングス株式会社が手がけたこのプロジェクトは、創業100周年を迎えるにあたって、「FUN BASE」をテーマに掲げ、楽しさとポジティブなエネルギーを感じさせるオフィスを目指しました。新しい本社は東京都品川区に位置し、社員とゲストが共に楽しむことができる空間として設計されています。
特に特徴的なのは、5つの異なるフロアにそれぞれ異なるテーマや機能を設けている点です。パークカフェやラボなど多彩なスペースが設けられ、自由に移動しながら活動できる工夫がなされています。また、構築過程ではワークショップを通じて社員の意見を取り入れ、愛着を深めることで、仕事に対するモチベーションを高めることに成功しました。この結果、企業の成長と社員の自律的な働き方を促進する基盤が整いました。
2. ORGATEC TOKYO 2025 KOKUYO Booth
コクヨが展示した「ORGATEC TOKYO 2025」のブースは、革新的なチェア「ingCloud」を体感できる設計となっています。ブース全体は「雲と衣」をテーマにしたデザインで、軽やかな透過性の衣に包まれた空間が神秘的な雰囲気を醸し出しています。
このブースでは、来場者がingCloudの特長である後傾姿勢を自然に感じられるように設計されており、体圧分散のデジタルデータを用いた映像「クラウドリウム」が中心に配置されています。ここでは、来場者のコメントがリアルタイムで投影され、訪れる人々の好奇心を刺激していきます。このような没入感のある体験は、単なる展示を超えた記憶に残るものとなるでしょう。
まとめ
コクヨの2つの受賞プロジェクトは、企業が目指す空間作りの新たな可能性や、働く環境の重要性を強く示唆しています。今後もコクヨは、デザインを通じてより良い未来を創造していくことでしょう。デザインの力を信じ、様々な挑戦を続けるコクヨに今後も注目したいと思います。