エクセディとSORA Technologyの新たな協力
株式会社エクセディとSORA Technology株式会社は、アフリカでの農薬散布ドローン販売事業において、タッグを組むことを発表しました。2社は、ドローンとAIを組み合わせたマラリア対策の共同事業に共通の目的を持っています。この協業を通じて、アフリカ諸国におけるマラリアの撲滅に寄与し、同時に社会に貢献できるビジネスの発展を目指しています。
協業の背景
エクセディは、ドローンを用いたDaaS(Drone as a Service)事業に注力しています。近年、同社はドローン関連製品の開発と生産に加え、実際にドローンを活用したビジネス展開に力を入れています。特に、農業用ドローンメーカーであるBaibars Mechatronics Aviation Industry Joint Stock Companyへの出資を行い、その知見を活かしてDaaSビジネスの海外展開を進めています。
一方、SORA Technologyは新興国における課題解決に向けて、多様な分野での事業を展開しており、特にマラリア対策に特化した取り組みが評価されています。同社の独自のAI技術と空撮データを活かした「SORA Malaria Control」により、マラリアの原因となる蚊の発生源を特定するサービスを提供しています。
協業の内容
今回の協業により、SORAが突き止めたマラリアの発生源に対して、エクセディグループのドローンが効率的に環境負荷の低い殺虫剤を散布します。これにより、マラリアの蔓延を抑えるだけでなく、農業にも大きな影響を与える可能性があります。両社の技術の融合が、農業改革にも寄与することが期待されています。
エクセディの将来展望
エクセディは、マラリア撲滅事業のような社会貢献を目的としたドローンを利用した新たなビジネスに積極的に取り組んでいく方針です。今後も、地球規模の社会問題に対し、イノベーティブな解決策を提供し続けることで、持続可能な社会の実現に貢献していくことでしょう。
会社概要
株式会社エクセディ
- - 本社所在地: 大阪府寝屋川市
- - 代表取締役: 吉永 徹也
- - 設立年: 1950年
- - 市場名: 東証プライム
- - 従業員数: 約3,131人
SORA Technology株式会社
- - 本社所在地: 愛知県名古屋市
- - 代表取締役: 金子 洋介
- - 設立年: 2020年
この新たな協業が、マラリア撲滅と農業の改革を進める一助となることが期待されます。