Z世代のファッション調査
2025-09-11 11:50:22

Z世代ファッション調査2025年版:SNSから見るトレンドと憧れ

おしゃれZ世代のファッションとメディアに関する調査結果



株式会社双葉通信社が文化服装学院との共同で実施した「おしゃれZ世代」に関するアンケート、その内容が大変興味深いものとなりました。今年で5回目となるこの調査には、1,031名の学生が参加し、実に74%が18~21歳という若者層がファッションの発信者であることが明らかになりました。

調査結果の概要


調査では、デジタル時代における彼らのファッションに対する見解やメディア接触状況を探ることを目指しました。最も利用されているSNSプラットフォームは「Instagram」で、94.4%の学生が日常的に使い、次いで「YouTube」75.3%、「TikTok」59.3%、「Pinterest」52.3%となっています。注目すべきは、かつてのトレンドとなった「BeReal.」が使われる頻度が減少している点です。

「おもしろい・新しい」と感じるサービス


「おもしろい・新しいと思うサービスやアプリ」のトップには「ChatGPT」が名を連ね、生成AIへの高い関心がうかがえます。この他にも、SNSや創作支援ツールに対する関心が高く、特におしゃれZ世代は利便性を重視した時短サービスや、新しい購買体験に敏感であることがわかりました。

購入ブランドと憧れているブランド


おしゃれZ世代の購入ブランドは、ファストファッションや古着、プチプラECが中心で、特に「ユニクロ」や「ジーユー」が人気です。一方で、憧れのブランドとして名を挙げたのは「コムデギャルソン」や「ヴィヴィアンウェストウッド」などの高級ブランドで、SNSでの影響も大きいとされています。彼らの多様なスタイルに対するアプローチは、事実上「甘」と「辛」への分化が進んでいることを示しています。

通販と実店舗の購入動向


ファッションアイテムの購入方法としては、「ZOZOTOWN」や「SHEIN」が2トップを占めていますが、実店舗回帰の傾向も見られ、その影響で通販利用率が落ちています。カジュアルなファッションを求めて、韓国の通販サイトやファッションフリマアプリも利用が進んでいます。

センスがいい人のランキング


センスがあるとされる人物のランキングでは、2年連続で「#あさぎーにょ」がトップに。その他にも「小松菜奈」やK-POPに影響を受けたアイドルたちが名を連ね、Z世代の「好き」が多様化していることが浮き彫りになりました。この調査を通じて、Z世代のファッションやメディア接触行動には、新しい感覚とともに、彼らの未来のトレンドを感じることができました。

おわりに


本調査は、すでに多様化が進んでいるZ世代のファッション観を捉え、SNSの影響を受けた多彩なスタイルの選択を明らかにした点が特筆されます。双葉通信社の調査は、ファッション業界の今後を占う重要な資料といえるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
ワールド・モード・ホールディングス株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-1小田急サザンタワー7F
電話番号
03-3374-8107

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。