テラドローン新ツール
2025-03-27 09:18:51

テラドローンが新たにBIM/CIMモデルと2次元図面の連動ツールを販売開始

テラドローン、BIM/CIMモデルと2次元図面の連動ツールを発表


テラドローン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役: 徳重 徹)は、2025年3月27日に新たな自社開発ツールを発表しました。この製品は、BIM/CIM配筋モデルと2次元図面を連動させることができ、設計業務における大幅な効率化を狙っています。従来、建設業界の多くの企業は2次元図面を主に用いていましたが、国土交通省が推進するi-Constructionの影響で3次元モデルの活用が広がっています。テラドローンは、長年にわたって測量事業を展開しており、その知識を基に新しい製品を開発しました。

新製品の特性


新しいツールによって、設計に必要なデータを入力することで、同時にBIM/CIM配筋モデルと2次元図面が生成されます。これは、図面作成の際に発生する手戻りや作業負担を軽減し、業界の作業効率を向上させるものです。特に老舗のAutoCADに搭載できる拡張機能として提供され、使い慣れた環境でスムーズに導入が可能です。

現在の課題


しかし、コンクリート工事においては2次元の配筋図だけでは複雑な構造物のイメージを掴むのが難しいことが多く、BIM/CIMの導入が求められています。その一方で、2次元図面とBIM/CIMモデルの整合性を保つためには、多くの手間と時間を要し、以下のような課題があります。

1. 作業負担の増加: 計画変更があった場合、2次元図面を修正した後、それに基づいてBIM/CIMモデルを修正する必要があり、手戻りが多くなる。

2. 人的ミスによる問題: 鉄筋の数量計算は多くの場合手作業で行うため、カウントミスが発生しやすく、確認作業が増える。

3. モデル作成の精度のばらつき: 作成者のスキルによってBIM/CIMモデルの精度が変わり、現場作業に悪影響を及ぼすことがある。

開発者の視点


テラドローンの新製品は、これらの課題を解決するために設計されています。ゼネコンと設計事務所での経験を兼ね備えたエンジニアが開発を主導し、実用性を追求した互換性のあるBIM/CIM配筋モデルと2次元図面を実現しました。

具体的な機能


このツールを使えば、データを入力するだけで複数の手順を一度に処理できるようになります。

  • - 同時生成・修正: BIM/CIM配筋モデルと2次元図面が連動しているため、一方の修正がもう一方にも自動的に反映されます。
  • - 作業精度の向上: 鉄筋数量表や加工図の自動生成により、手作業のミスを防ぎつつ工数を削減します。
  • - AutoCADへの対応: AutoCAD上での操作が可能なため、既存の作業フローを大きく変えることなく導入することができます。

おわりに


テラドローンは、この新製品を通じて土木設計や施工のデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに推進していく方針です。従来の知見を活かし、業界全体の生産性向上に貢献していくことでしょう。測量分野におけるデジタル技術の革新も期待されます。

テラドローンは、ドローン技術を駆使して、より良い未来を作るための取り組みを続けています。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。


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会社情報

会社名
Terra Drone株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル
電話番号
03-6419-7193

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