VRで楽しむ「ガンナガン」
人気の対戦型カードゲーム、「ガンナガン」がVRに進化を遂げ、新たな体験を提供しています。株式会社Keepdryが手掛けるこのゲームは、プレイヤー同士が2つの山札を2丁の銃に見立てて戦うという新感覚の遊び方で、これまでに多くのファンを獲得してきました。特に2022年には続編である「ガンナガン W SHOUT」がイエローサブマリンにて年間売り上げのトップに輝くなど、その人気は衰えることがありません。
VRChatで体験できる「VRガンナガン」
このたび、一般社団法人REARVによってバーチャル空間「VRガンナガン」がVRChatで公開されました。このワールドは、原作者の監修のもと、独自のシステムを活用して開発されています。現実のカードゲームの質感を再現しながら、VRならではの新要素も取り入れたことで、より没入感のある体験が可能になりました。
ゲーム内では「銃を撃って相手の体力を減らす」「注射器で自分の体力を回復する」といったアクションも楽しめ、VRの利点を生かしたプレイができます。公開から1週間で最大300人の同時接続があり、訪問者数も10000回を超えるという盛況ぶりを見せています。
VRアナログゲームの新たな展望
REARVは「REALとVRをアナログゲームでつなぐ」を理念に、アナログゲームをVR空間で楽しむためのシステム開発や3Dモデル制作を行う非営利団体です。コロナ禍で人と会うことが難しくなったアナログゲーム業界で、新たな方向性を見出した彼らは、実際にのアナログゲームとVRの相性の良さを実体験から発見。法人化して本格的な開発を進めてきました。
アナログゲームの魅力を取り戻す
REARVの代表であるゲーム作家は、アナログゲームの最大の魅力は「人と出会い遊ぶこと」にあると語っています。この部分は、通常のデジタルゲーム化では難しいとされています。しかし、VRChatのような仮想空間では、ユーザーは現実世界と同様のコミュニケーションが可能です。指向性の会話やボディランゲージ、相手の表情や仕草を通じて、デジタルゲームでは叶わない「人との出会い」をリアルに再現することができるのです。
未来のVRアナログゲームへ向けた活動
一般社団法人REARVは、未来のVRアナログゲームの発展に向けて、多くの支援者や企業と協力しながら活動しています。興味を持たれた方は、公式サイトやSNSで詳細を確認してみてはいかがでしょうか。新たな楽しみ方で、アナログゲームの魅力を感じることができるかもしれません。
詳しい情報は公式サイトで確認できます。