木更津市での新たな食文化体験
千葉県木更津市に位置する「パプリカホテル」は、3月28日(火)に小学生を対象とした特別イベント「手で食べるカレー体験」を開催します。このイベントは、食文化の多様性を学ぶ機会として設計されており、東南アジアの手食文化を実際に体感することができます。
手で包むカレーの魅力とは
参加者は大きなバナナの葉の上にご飯とおかずを乗せ、自分の手で食べるスタイルを楽しむことができます。TVで見たことはあっても、自分で体験するのはまた別の楽しさがあります。「手で食べることで、より一層おいしさを感じる」と話すのは、ホテルでクルーを務めるバングラデシュ出身のアロムさんです。このイベントは、日本ではあまりなじみのない食文化を小学生に紹介する良い機会ともなっています。
文化交流のきっかけ
このイベントは、毎年3月に行われる“ホーリーフェスティバル”に合わせて企画されました。この祭りはインドやネパールで行われるヒンドゥー教のお祭りで、カラフルな粉が掛け合う中で豊作を祈願するものです。ホテル特製の手で食べるカレーは、この祭りに合わせた特別メニューとして提供されます。
反響は大きなものに
「手で食べることに抵抗があるのでは」と懸念していた当初とは裏腹に、TikTokで実際の手食体験をライブ配信したところ、5000人以上が視聴。その反響に驚いた飯塚代表が、異文化交流の一環としてこのイベントを創出しました。食の多様性に興味を持つ小学生たちが集まっており、すでに定員を超える参加希望者が募っています。
ルンギを着てより特別な体験を
イベントでは、東南アジアの日常的な民族衣装「ルンギ」の着付け体験も行います。着用方法は非常に簡単で、参加者はカラフルな衣装に身を包みながら、食文化の楽しさを体感できるのです。異国情緒あふれる雰囲気の中で、交流が生まれることでしょう。
開催概要
当イベントは、以下の詳細で実施されています。
- - 日時: 2023年3月28日(火)12:30~15:00
- - 会場: 金田地域交流センター(千葉県木更津市金田東6丁目11-1)
- - 費用: 一人500円(材料費)
【プログラム内容】
- - 12:30~ ルンギの着付け体験
- - 13:15~ 手食文化体験
- - 14:30~ 片付け
- - 15:00 解散
教育的な意義
飯塚代表は、「日本では外国人労働者が増えている一方で、彼らの文化について知る機会は少ないと感じている」とコメントしています。小学生たちが異文化に触れることで、将来の多様性社会に対する理解を深めて欲しいと願っています。これを通じて、食文化の多様性を体験し、地球規模の問題に対するSDGsへの貢献に繋げることが期待されています。
最後に
パプリカホテルでは、日本にいながら海外の文化を楽しむことができるイベントを多数実施しています。詳細は公式サイトをご確認ください。興味のある方は、お早めにお申し込みください!