福島・いわき市のマルトが全国一の弁当グランプリ受賞に輝く

マルト、弁当グランプリで連続受賞の快挙

福島県いわき市に本社を構える株式会社マルトが、2024年12月19日に行われた「ファベックス惣菜・べんとうグランプリ2025」において、全国の企業の中で受賞数最多の栄冠を手にしました。これにより、マルトは2年連続での受賞を達成し、さらに5年連続で受賞するという偉業を成し遂げました。

マルトの成功の背景には、地元農林水産物を使用した「地元愛プロジェクト」の存在があります。このプロジェクトは、地域の料理人や農業・漁業の生産者、そして自治体の方々の協力を得て、食材の旬や育成環境を意識した商品開発を行っています。その結果、地域に根ざした商品が多くの支持を集め、受賞へとつながったといえるでしょう。

また、マルトは「人づくりプロジェクト」として青少年育成にも力を入れています。具体的には、小学校から大学までの計7校と連携し、地元の農林水産物の魅力を伝える学生商品開発プロジェクトを推進。学生たちが地域の食文化を理解し、発信することを目指しています。

さらに、昨今の健康志向の高まりに応えるべく、マルトは「福幸プロジェクト」を展開。このプロジェクトではいわき市の減塩食普及への取り組みや、福島県の食環境づくりを支援し、健康を意識したメニューの開発にも注力しています。減塩・低エネルギーの商品や、フレイル予防を考慮した弁当の販売がその一端を担っています。

受賞した商品の中でも特に注目されるのは、「びっくり！！大きな穴子丼」と「筋子納豆丼」です。穴子丼は柔らかい真穴子を使用し、一枚一枚手揚げした贅沢な天ぷらをトッピング。地元産のねぎを添え、地域の魅力を最大限に引き出しています。

一方、筋子納豆丼はご当地料理の筋子納豆を再現した一品。国産大豆を使用した納豆と、塩分控えめの紅鮭筋子が特徴で、健康志向のお客様にも支持されています。

このように、株式会社マルトは地域貢献を重視しながら、独自の取り組みで魅力的な商品を世に送り出しています。今後もさらに地域と共に成長し、皆さまが健康で笑顔で過ごせるような商品開発を進めていくことを誓っています。