杉並区のPicoナーサリが新たな保育制度を開始
2023年10月1日、東京都杉並区に位置する認可保育園Picoナーサリは、新たな制度「こども誰でも通園」をスタートしました。この制度は、親が働いていなくても未就学児を保育所に預けることができる新しい取り組みです。杉並区では、2024年から私立保育施設での展開を進め、計18の事業所での運用を試行的に行います。
「こども誰でも通園制度」の目的
この制度の主な目的は、定期的な保育の提供を通じて、子どもたちの成長と親の安心感を高めることです。子育て支援の環境を整備することにより、親たちが安心して子どもを預けられるようにする取り組みが進められています。
保育士の働き方改革
Picoナーサリでは、国が定めた基準の2倍の人員を配置し、手厚い保育を実現しています。保育士たちは、子ども一人ひとりに寄り添う姿勢を大切にし、より質の高い保育を提供することに努めています。
多様な人との関わり
「こども誰でも通園」を通じて、子どもたちは他の子どもたちや保育者との関わりを持つことができ、多様な体験をするチャンスが広がります。これにより、子どもたちの好奇心や探求心を育むことが期待されています。「不思議だな」「もっとやってみたい」といった感情を大切にしながら、成長を促していく方針です。
利用方法について
杉並区のこども誰でも通園制度の詳細については、杉並区の公式ウェブサイトで確認できます。10月の利用開始に向けた募集は既に終了していますが、11月以降に空きが出た場合、風の森の公式サイトを通じてお知らせが行われる予定です。興味のある方は、Picoナーサリ久我山駅前に問い合わせることをお勧めします。
Picoナーサリの背景
Picoナーサリは、社会福祉法人風の森によって運営されており、杉並区内に6つの園があります。75年以上の実績を持つ学校法人野上学園が母体となり、子どもの自主性や人格を大切にしながら、家庭との信頼関係を基にした育成を目指しています。子ども一人ひとりの健康や心の成長、能力の開花に尽力しています。
公式の情報や最新ニュースは、Picoナーサリの公式ホームページやインスタグラムでチェックできます。