島谷美賀子、帰国後初のリサイタル開催！注目のヴァイオリニストが銀座で魅せる

帰国後初！島谷美賀子ヴァイオリンリサイタルが銀座で開催

2024年8月24日(土)、銀座王子ホールにて『島谷美賀子ヴァイオリン・リサイタル』が開催されます。

11歳で渡英し、ロイヤル・アカデミーを主席で卒業した島谷美賀子。イギリスをはじめとする国際コンクールで数々の賞を受賞し、昨年完全帰国を果たした注目のヴァイオリニストです。今回のリサイタルは、彼女にとって自身初の大規模な公演となります。

共演者には、国内外でのコンクール受賞歴を持つピアニスト・黒岩航紀氏を迎え、無伴奏からデュオまで、幅広い楽曲を演奏。島谷美賀子の魅力が存分に発揮される公演となるでしょう。

島谷美賀子のコメント

今回のリサイタル開催にあたり、島谷美賀子本人からコメントが届きました。

皆さまいつも応援ありがとうございます！今回の公演は、私が去年の夏に10年の留学生活を終えて日本に帰国した時には想像もしていなかった、私にとって初めての大舞台でのリサイタルです。今から心踊る高揚感でいっぱいです！今までお世話になった全ての方々、そして応援してくださっている方々に演奏で感謝の気持ちを伝えたいと思っております。無伴奏から始まり、小品、そしてソナタという構成で、ヴァイオリンの様々な技巧や音色をお聴きいただける盛り沢山なプログラムとなっております。素晴らしいピアニスト黒岩航紀さんとの掛け合いやピアノの音色も是非会場でお楽しみいただけたら嬉しいです。心より皆さまのご来場をお待ちしております！

演奏曲目

今回のリサイタルでは、以下の楽曲が演奏されます。

パガニーニ：24のカプリス第24番イ短調
J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006
サン＝サーンス：序奏とロンド・カプリチオーソ作品28
R.シュトラウス：ヴァイオリンソナタ変ホ長調作品18
ほか

島谷美賀子プロフィール

2001年生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。11歳で渡英し、13歳でイギリス最古の音楽学校であるPurcell Schoolに入学。卒業後奨学金を得てRoyal Academy of Musicに入学し、2023年同大学を主席で卒業。

ロンドンのウィグモアホールにてコンサート出演の他、2023年ロンドンシティフィルハーモニックと共演。大学時代には室内楽にも力を入れ、大学のバックアップのもとイギリス各地で年間40公演以上ものコンサートに出演。

数々のコンクールで受賞歴も輝かしい。主な受賞歴は以下の通りです。

2018年ノースロンドン音楽フェスティバルコンチェルト部門第1位
第32回日本クラシック音楽コンクール大学の部最高位
第19回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽部門第1位
第3回イブラ・グランド・アワード・ジャパン弦楽器部門第2位
第24回大阪国際音楽コンクールエスポワール賞

近年はInstagram、Twitter、YouTubeなどでクラシック演奏動画を配信することにも積極的に取り組んでいます。現在、（株）日本ヴァイオリンを通じて金澤氏よりH.Fagnola1926年製を無償貸与されています。

黒岩航紀プロフィール

2023年第17回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門セミファイナリスト及び特別賞(ベストコンテスタント)を受賞。第84回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、第11回東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞など、数々のコンクールで受賞歴を持つピアニスト。

バッハからコンテンポラリーまでレパートリーも広く、2019年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演。NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」「リサイタル・ノヴァ」「リサイタル・パッシオ」等多数出演。

これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ロイヤルフィルハーモニックオーケストラ、ローマトレオーケストラ、サンクトペテルブルク国立アカデミーオーケストラ等と共演。

荒川文吉氏(Ob.)、齋藤志野氏(Fl.)との「Trio Explosion」を始め、室内楽やアンサンブルピアニストとしても活躍。

1st CD「sailing day」に続く2nd CD「展覧会の絵」はレコード芸術特選盤に選定される。2024年3月には3rd CD「ブラームスピアノ作品集」をリリース。

東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。同大学大学院修士課程、及びリスト音楽院修了。(公社)日本演奏連盟会員。東京藝術大学ピアノ科、甲斐清和高校音楽科非常勤講師。CJM神宮の杜音楽院講師。