BTがエクイニクスと提携しグローバル展開を加速する金融サービス
BTがエクイニクスを選び、世界規模でのサービス展開を加速
BTは、金融サービスを提供するために、エクイニクスのデータセンターを利用することを発表しました。これは「BTラディアンス・ベニュー・サービス」のグローバル展開を見据えた重要なステップです。このサービスは、金融市場向けに設計されたクラウドベースのハイパフォーマンスなサービス群であり、取引所間の接続性やレイテンシーを最適化する特徴を持っています。
BTラディアンス・ベニュー・サービスとは
BTラディアンス・ベニュー・サービスは、金融コミュニティと取引所に向けたマネージドホスティングやレイテンシー最適化、世界的なネットワーク接続などのサービスを提供します。このサービスにより、金融市場へのアクセスが強化され、BTのプロキシミティ・ホスティング能力も向上します。
BTはエクイニクスの先進的なデータセンターを活用し、北米、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジア太平洋地域において、金融エコシステムを新たに10拠点追加する計画を進めています。この取り組みは、金融サービスの提供を一層充実させることが期待されています。
BTとエクイニクスの協業のメリット
BTグローバルサービスのTom Regent氏は、エクイニクスとの提携を「当然の選択」と表現し、エクイニクスのデータセンターにアクセスできることで、BTのサービスを拡充できることを強調しています。このコラボレーションにより、顧客はBTラディアンスのクラウドや、世界中の金融取引所との接続オプションを利用することが可能になります。
また、エクイニクスのJohn Knuff氏は、グローバルな金融事業者がIBXデータセンターを利用して市場でのプレゼンスを拡大する傾向を指摘し、この密な相互接続のネットワークが取引の効率化につながると述べました。
サービスの具体的な内容
BTラディアンス・ベニュー・サービスは、以下の3つの主要な要素から成り立っています。
1. BTラディアンス・ベニュー・アクセス: 約40か国の非BTデータセンターから、BTラディアンス・クラウドへの接続を提供します。
2. BTラディアンス・ベニュー・プレゼンス: サードパーティのデータセンターにおいて、BTのプロキシミティ・ホスティングの提案を拡張するサーバー管理サービスです。
3. BTラディアンス・ベニュー・インターコネクト: 金融取引所間の通信でレイテンシーを最適化し、新たな取引機会を提供します。
結論
BTとエクイニクスの提携により、金融サービスの提供が革新され、取引の効率性が一層向上することが期待されています。この取り組みは、今後の金融業界におけるサービスの戦略的展開に寄与することでしょう。さらに、BTはグローバルな金融エコシステムの拡張を通じて、市場での優位性を保ち続けることを目指しています。今後の進展が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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エクイニクス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービルディング33階
- 電話番号
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03-6402-6970