株式会社MUSINが手がけるSHANLINGの新しいフラッグシップポータブルCDプレーヤー「EC Zero T」がついに発表されました。この製品は6月13日からの予約開始を経て、6月20日から正式に販売が開始されます。
「EC Zero T」の最大の特長は、先進的なR2R DAC(デジタル-アナログコンバータ)技術とデュアル真空管を搭載することで、真のハイファイオーディオ体験を提供する点です。エレガントなソリッドアルミニウム製の筐体は、強度と安定性に優れ、上質な外観を持ち合わせています。これにより、音楽に没入するための理想的な環境を提供します。
ディスクトレイには特別に設計された「磁器吸着パーツ」が使用されており、ビーズ式固定方式とは異なり、さらに高い安定性と制振性能を実現しています。これにより、 CD再生時の機械音を抑え、クリアなサウンドを楽しむことが可能です。
「EC Zero T」は、自社開発のR2R DACアーキテクチャ「Kunlun」を採用しており、一般的なΔΣ型DACに比べて、よりリアルなアナログ変換を実現しています。このため、音楽品位が一段と向上し、特に古いCD音源でもその甘美な音質を楽しむことができます。
加えて、真空管には低電圧・低消費電力のRaytheon製「JAN6418」を使用。これにより生み出される、柔らかく暖かな音色は聴く人を魅了し、心地よい音の余韻を残します。そして、ユーザーは「Tube Mode」と「AB Mode」2つのモードから選択でき、楽曲に合わせた音色の変化を楽しむことが可能です。「Tube Mode」は真空管特有の柔らかいサウンドを提供し、「AB Mode」は力強く高解像度な音響を楽しむことができます。
EC Zero Tは、特にコンパクト設計でデスクトップでの使用にも適しています。背面の設定を変更すれば、バッテリーから外部DC電源供給モードにスイッチでき、強力なサウンドを引き出します。様々なヘッドフォンやイヤホンとのコンパチビリティを考慮し、3.5mmおよび4.4mmバランス端子を備えています。これにより、ユーザーは幅広いオーディオ機器と組み合わせて最適な聴き方が実現できます。
製品のサイズは158×150×28mm、重さは約669gと、持ち運びも楽なサイズです。また、1.68インチのLCDスクリーンが搭載されており、操作が簡単で視認性も良好です。
「EC Zero T」は、サンプリングレート768kHz/32bitやDSD512に対応するなど、ハイレゾ音源をフルに活用できる性能が備わっています。どのようなカテゴリーのCDでも高い互換性を持ち、さまざまな音楽体験を提供します。これからの音楽ライフに欠かせない一台となるであろう「EC Zero T」。その魅力をぜひ体験してみてください。
販売価格は税込89,100円です。興味のある方は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてください。